La la la Song (ページ34)

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LOVE LOVE LOVE -3 ページ34

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「私たち、距離を置いた方がいいと思う。」

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本当は「ユチョン、会いたかった」って

言うはずだったのに...

彼を目の前にすると、

私の口はそう言った。

YC「何それ。Aはもう、俺のこと好きじゃないわけ？」

「違う。でも、少し考える時間が、必要だと思う。」

YC「俺は考えることなんてない。

Aの考えてることわかんない。

俺の気持ちは変わらない。
　
Aが好き。ただそれだけ。

.....俺は忘れてないから。」

そう言って、彼は私のもとを去った。

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せっかく、1カ月ぶりに会えたのに、

本当はこんなはずじゃなかったのに

仕事が忙しい中、

無理をしてまで私に会いに来てくれる彼に、

素直になれない

会えたら嬉しくて、

世界で一番幸せになる。

でもいつか、いつか...

そんな彼が壊れちゃうんじゃないかって。

私のせいで、すごくすごく好きで、

とても愛してる人が

壊れちゃうんじゃないかって。

重荷になってるんじゃないかって

....怖かった。

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こんなに好きで、愛してるのに、

どうしてうまく言えないんだろう。

付き合って1年、

2回目のクリスマスまであと一週間。

「Aが好き」

そう言ってくれる彼に、

「私も好き、大好き」

そう言えない私がいた。

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クリスマス前、

連絡もとっていない。

でも、彼にはテレビの中で会う。

相変わらず忙しそうで、

テレビの中、私の大好きな笑顔で笑っていた。

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「ユチョン、大好き」

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テレビの中の彼には、素直に言えるのに。

視界が涙でぼやけて、

うまく見えなくなる

せめて、素直になれない私、

夢の中では素直になれるんじゃないか、って。

「夢で会えますように」って

いつものように願っても、

こういうときに限って出てきてはくれない。

付き合いたての頃、

別れた後も夢でまた会えたのに。

夢でも、大好きな笑顔で

笑ってくれたのに。

素直にならない私に、神様の意地悪。

気づけばもう、クリスマスだった。

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クリスマスソング特集、

もちろん彼も出演中。

そんな彼に、一人くぎ付け。

５人お揃いのロングコート、

お揃いの白いパンツ、お揃いのマフラー。

でも、

彼のだけ色が違う。

他の４人は濃いグリーンのマフラー、

彼だけ紺色のマフラー。

カメラが彼に近づく。

彼の首に巻かれているマフラー、

そう、去年私が、クリスマスに

彼にプレゼントしたものだった。

「ユチョン…」