24話梶side ページ26
梶side
キッチンで料理をする女の子と、テレビの前のソファに2人で並る男性2人。
梶『Aちゃん、本当にごめんね？いきなりで…』
俺はキッチンに言ってAちゃんに謝罪の言葉をかけた。
貴「いえ、別に全然大丈夫ですよ。丁度鶏肉をいっぱい買って来たところなので。それに、人が多い方が楽しいじゃないですか(笑)」
Aちゃんは楽しそうに微笑んだ。
梶『鶏肉ってことは唐揚げ？』
貴「はい、あ、もしかして下野さんって苦手だったりしますか？」
梶『全然！！その逆！唐揚げ大好きだよあの人(笑)』
貴「それは良かったです」
嬉しそうに笑ったAちゃんに、ドキンっと、胸が音を立てた。
下「ねぇねぇ梶くん(ﾆﾔﾆﾔ」
俺が下野さんの元に戻ると、ニヤついた顔を隠しきれてない男が俺に話しかける。
梶『…何ですか、』
下「本当にお向かいさん、っていうだけなの？」
うぅ。こういうことには本当に鋭いよね、下野さん。
梶『……そうですよ、』
下「何？今の間！(笑)」
梶『うるさいなー。何でもないですよ』
下「はいはい(笑)で、Aちゃん、だっけ？いくつなの？」
あぁ。もう完全にバレたやつだ。
梶『高2の16歳です』
下「あー。それはちょっと、アレだな(ﾆﾔﾆﾔ」
梶『もう！下野さんやめてくださいよ…。俺結構本気で悩んでるんですから、』
本当に、下野さんには、嘘つけないや。
下「まぁ、俺は梶くんのこと応援するし〜頑張れ〜」
なんて他人事のように脳天気な返し。
まぁ実際他人事だし、それが下野紘だからいいんだけど。
なんて、しばらく2人で話してたら
貴「梶さん、下野さん、出来ましたよ」
キッチンから、大好きな君の声がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東條にこ(プロフ) - とても面白かったです(*≧∀≦*) 更新がんばって下さい(^-^ゞ (2016年8月2日 14時) (
レス) id: db321f67f6 (このIDを非表示/違反報告)
琉亜 - すごく面白いです!!!!更新頑張ってください!!楽しみにしてます!!! (2016年2月12日 14時) (レス) id: 97238a2c01 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃめる。(プロフ) - 千波瑠さん» 感想ありがとうございます！是非ご自身に当てはめてみてください！ (2016年1月24日 17時) (レス) id: 13cf9c8a94 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃめる。(プロフ) - ヒナ兵長ｗさん» 感想ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年1月24日 17時) (レス) id: 13cf9c8a94 (このIDを非表示/違反報告)
千波瑠(プロフ) - 梶君と夢主ちゃんがかわいくていつも楽しみにしてます!! (2016年1月24日 16時) (レス) id: 14760885d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃめる。 | 作成日時：2016年1月7日 17時
