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2話 ページ3
スーパーでお買い物して、帰っている途中。
あの時は、横断歩道を渡っていた。
君は、買い物袋で、両手が塞がってたんだよね。
早く帰りたいって、先に行っててくれたんだ。
今思えば、そうしてくれてて良かったなって、思ってるよ。
君の後ろ姿、周りを見て、恩返し。することが出来たからね?
キキーッ!
危ないッ
そう思った瞬間、私は買い物袋を投げ出して、君の背中にぶつかりに行ってた。
だってしょうがないでしょ?
身体が勝手に動いたんだから。
その後の君の顔、覚えてるよ。
眼、見開いてたね。
その時気が付いた。
私の身体が、空を舞っていること。
いたみも、感じなかった。
ただ、安心感で、いっぱいだった。
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作者名:Cette0516 | 作成日時:2020年2月15日 10時