尚、鶴丸は繊細な心の準備が必要です ページ7
鶴丸「おい！一期！！主に手を出したとは、本当か…」
た、た、た、
そう軽快な足取りで廊下をかけて
くすぐったくて居心地の良い空気を掻き分けて
白い儚げな鶴が駆けていく
薬研が漏らした、一期の非道をいち早く察知した鶴丸は
事を確認しようと一期の部屋に訪れた
そう、審神者の上半身がはだけさせられた
あの暗い一室に
『鶴丸さん！』
鶴丸「主！？！？っていうか着替え中…？」
スパァァン！と豪快な音と共に
昼の麗らかさに照らされた
その真っ白な肌は
見たこともないほど柔らかそうで
甘そうで、吸い付きたくて堪らない
目の前の夢にまで見た惨状に
鶴丸は反射的に顔を赤く染め上げた
この、反応は審神者に驚きをもたらした
『鶴丸さん、私の着替えから目をそらすのですね』
鶴丸「わかった、分かったから！！早く服を着てくれ！！」
審神者のおっとりとした瞳がイタズラに輝き
柔らかで病みつきになりそうな唇は
嬉しそうに弧を描く
床に散らばっている衣服は
全部一期が脱がしたわけでは無いけれども
着付けがズレた代わりには一からやり直したい
という審神者の変なこだわりがある
『しかし、私は今やブラック本丸の審神者！』
鶴丸「や、やめてくれ…！！」
『嫌がる事は本気でやります！さぁ！しかとご覧下さい！！』
肩につくかつかないか
それぐらいの柔らかな髪が風に遊ばれる
予期せぬ刺激にらしくもなく鶴丸は顔を赤らめ
その鶴らしくなった顔を袖で覆い隠す
鶴丸「俺は別に、主の今日の下着とか、見たくない！見たくないからな！」
なんですか、その苦しい言い訳は
お母さんにいかがわしい本を見つかった時の
男子高校生らしからぬ反応に
思わず拍子抜けしてしまう
鶴丸の口から漏れる天邪鬼に
さらにカオスは輪をかけて回る
『見たくない？左様ですか！確かにブラック本丸では嫌がるそうですね！』
鶴丸「何処でも嫌がる！何処でも嫌がるから！」
『しかし、この本丸の理念は…？』
鶴丸「清々しいブラック！！」
『そうですよ！ここで背けばデコピンがなんと！』
鶴丸「なんと！？」
『三連続で付いてきます！』
どうですか、恐れおののきましたか
そう思いつつ出口を塞いでいく審神者
その審神者にチリチリに理性を焼かれていく鶴丸
純粋な二人というのはどうも上手く回らない
鶴丸「それでいい！デコピンでいいから！」
出口を駆け抜けていった鶴丸を背に
ただ審神者はしてやったりという顔で立ち尽くすしかなかった
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アオバ(プロフ) - さ、審神者さん！私もハグが嫌いです！！！さあどうぞ抱き締めてくださi((( (2022年9月22日 0時) (
レス) @page22 id: 106335cad0 (このIDを非表示/違反報告)
美輪(プロフ) - 更新お待ちしております！この作品が好きなので (2019年7月26日 16時) (レス) id: 37b1c59c41 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ぅあ、ぁぁｧ、ぁ！！？好き、しゅきやぁ！もろタイプ！！お気に入りにポチｯとしときますね！ (2019年6月12日 23時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
818猫(ユキ)(プロフ) - 審判者ちゃん養い隊を作りたい。審判者ちゃんのお兄さんの本丸を気になるうううう！！！バッドエンド？こういうバッドエンドは大好きよ！！！これからも応援してます！！ (2019年6月2日 20時) (レス) id: 5859714bef (このIDを非表示/違反報告)
リセ - 最初の概要の皆「「「「いよっシャァァァ！！！！」」」」で地味にツボをつかれたw (2019年3月27日 16時) (レス) id: 16d5f3a9db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきぽん
| 作成日時：2019年1月27日 14時
