恋愛のススメ 鶴丸国永著 ページ15
ただ書きたくなった番外編の番外編
すみません
『…………私の袴が…』
鶴丸「これは…酷いな」
朝、着替えようかと思って袴を取り出したものの
足を通してみたところ
その長さは半分もなくて
足首まで隠れるはずの長さなのに
これではミニスカートとさほど変わりないようです
切り口は綺麗で刃物で傷つけたみたいで
これが俗に言う刀剣男士達の逆襲かと思いました
さすが、私の刀剣。清々しい程のブラック
『まぁこれもブラック本丸の醍醐味ですからね！』
鶴丸「…泣いてもいいんだぜ？」
『な、泣きません！笑顔溢れるブラックを目指しているのです！』
鶴丸「なぁ、俺が新しいの買ってあげようか」
『いえ、施しは受けません！』
鶴丸「俺はプレゼントなんてしたくないなー」
『新しいの！買ってください！』
そう言って彼は新しい袴を買ってくれました
ついでに女物の着物も買ってくれたので
なけなしの良心がズタズタに…
いや、むしろ悪の心が！育った気がします
なんたってブラック審神者ですから！
『わ、私のシャツが…』
鶴丸「これは…じゃあ、また買いに行くか」
刀剣男士の逆襲はそれからも続きました
最初はシャツが破かれていて
次は羽織、その次は髪飾り
筆、紙、鏡、化粧道具、薄紅、下着、
気づけばゆっくりと周りのものが壊されていっているのです
逆襲とは流石に身に答えるもので
髪の中にしばしば白髪が混じっていることもありました
怪しんで見れば、鶴丸さんが
ならば、いいしゃんぷーとやらを買ってやろうと
私にシャンプーやリンスさえもプレゼントしてくれました
しかしストレスというものは溜まるもので
次第に肌も透けるような真っ白に変わっていったのです
おかしい、と流石に思いました
鶴丸さんにもらった服を着て
三日月さんが買ってくださった紅を引いて
小狐丸さんがくれた櫛で髪をといて…
そういえば、私の周りに溢れているものは全部…
獅子王「鶴丸…じゃなかった…………」
『獅子王さん！何ですか！間違えるなんてデコピンですよ！』
獅子王「…主。髪、白くなかったよな？」
『ストレスですよ！気にしてるんです！デコピンの刑に処しますよ！』
時々、間違えられることも増えました
皆、怪訝そうな顔で見つめてくるのです
歌仙「外に出てるのに、肌が白いなんて」
三日月「主、そのような香りだったか？」
そしてあくる日の事、私は言われたのです
こんのすけ「神気に侵されすぎです！」
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アオバ(プロフ) - さ、審神者さん！私もハグが嫌いです！！！さあどうぞ抱き締めてくださi((( (2022年9月22日 0時) (
レス) @page22 id: 106335cad0 (このIDを非表示/違反報告)
美輪(プロフ) - 更新お待ちしております！この作品が好きなので (2019年7月26日 16時) (レス) id: 37b1c59c41 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - ぅあ、ぁぁｧ、ぁ！！？好き、しゅきやぁ！もろタイプ！！お気に入りにポチｯとしときますね！ (2019年6月12日 23時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
818猫(ユキ)(プロフ) - 審判者ちゃん養い隊を作りたい。審判者ちゃんのお兄さんの本丸を気になるうううう！！！バッドエンド？こういうバッドエンドは大好きよ！！！これからも応援してます！！ (2019年6月2日 20時) (レス) id: 5859714bef (このIDを非表示/違反報告)
リセ - 最初の概要の皆「「「「いよっシャァァァ！！！！」」」」で地味にツボをつかれたw (2019年3月27日 16時) (レス) id: 16d5f3a9db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきぽん
| 作成日時：2019年1月27日 14時
