51話 ページ6
東野said
僕は首領室の隣の部屋で報告書やらを片付けていた。いきなり芥川さんの未来が視えた。僕は急いで芥川さんと明日香嬢の元に向かったが既に遅かった。僕は走りながら樋口さんに電話をかけた。
東｢樋口さん！芥川さんと明日香嬢が拐われました！カルマ･トランジットです！急いで来てください！｣
樋口さんに電話をかけ終わると僕はまだ起きているであろう首領の元に向かった。
東｢首領、東野です｣
森｢入り給え｣
首領は僕を背に窓から見える景色を見ていた。
東｢失礼します、先程芥川さんと明日香嬢がカルマ･トランジットが雇った傭兵に拐われました…申し訳ありません、未来が視えてすぐに病室に向かったのですが既に拐われた後でした｣
森｢そう、思ったより早かったねぇ｣
東｢首領…全て貴方が企んでいた事ですね？｣
森｢何のことだい？｣
東｢カルマ･トランジットに芥川さんと明日香嬢の情報を流し拐われるように仕向けた…樋口さんを試す為に…そうではありませんか？｣
森｢ふふっ…彼女は此処の仕事には向いてない…だから少しだけ試してみようと思っただけだよ｣
東｢それは構いません…ですが程々にして下さいね？樋口さんは確かにマフィアには向いていません、ですが…マフィアを思う気持ちは誰よりも有ると思います｣
森｢東野君、君は自分がこの仕事に向いていると思ったことは有るかね？｣
東｢いいえ、ですが…僕を拾ってくれたのは首領です…その時から僕はマフィアに尽くすと誓いました、それが例え向いていなくても僕の生きる意味はマフィアです…そして僕は僕の大切な人達を守る為に生きたいです｣
森｢そう｣
首領は僕に背を向けたまま何も言わなかった。
東｢首領、芥川さんと明日香嬢を助けに行くのに人員は配置致しますか？｣
森｢これは試練だ…彼女がこれからどうするかのね…君には期待しているよ？樋口君｣
僕は静かに部屋から出て拳銃をホルダーに差し短刀を服の内に隠し入れて樋口さんが向かっているであろうカルマ･トランジットの隠家へと向かった。
東｢樋口さん、お待たせしました｣
樋｢東野さん！何故｣
東｢僕の大切な人達を守りに来ました｣
僕の最初で最後の大切な人達を。
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アミ - 更新頑張って下さい。 (2020年3月26日 15時) (
レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
きしも - 前の方のいう通り文ストではなくなっています コラボ設定にするか続編として題名を書き直して下さい (2019年4月15日 20時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - これもう文ストじゃないやん……刀剣乱舞じゃん色々と残念…… (2019年3月15日 8時) (レス) id: b84f9313ac (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 中也と夢主ちゃんは別れてしまうのですか？ (2018年7月22日 11時) (レス) id: 654239532a (このIDを非表示/違反報告)
紅奈 - 続き気になります ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい (2018年5月15日 14時) (レス) id: c831905666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太宰中也 | 作成日時：2017年11月3日 3時
