58話 ページ13
エリスsaid
森「あぁぁっ、エリスちゃん!」
私はリンタロウを困らせたくてリンタロウがちょっと目を離した隙にそばを離れた。そしたらリンタロウが面白い様に慌ててたわ。私はそれを隠れて見てた。すると明日香の事を裏切った探偵社の谷崎潤一郎に押されて無様にコケてたわ。人虎に手を差し出されてたけど。でも一瞬のうちにリンタロウや人虎はその場から消えてた。周りの人は気付いていないようだった。でも、またいきなり現れたわ。消えたり現れたり忙しいわね。
森「大丈夫だったかい?何処に行ってたのだい?心配したのだよぅ突然いなくなるから」
エ「急に消えたらリンタロウが心配すると思って」
森「そうだよ、心配したよぅ泣くかと思ったよぅ…もう泣いてるけど」
エ「そしたら泣かせたくなった」
森「非道いよ!エリスちゃん!でも可愛いから許す」
リンタロウは暗い顔から一瞬にして花の咲いた明るい笑みになって安心するとリンタロウは人虎に挨拶をしていた。
森「それでは私達は失礼するよ」
敦「助言有難う御座いました、そう云えばお医者さんなのですか?」
森「元医者だよ、今は小さな寄合の仕切屋中年さ」
小さな寄合って、マフィアのどこが小さな寄合よ。マフィアが小さな寄合だったら他はどんな寄合よ。
森「少年、どんな困難な戦局でも必ず理論的な最適解は有る…混乱して自棄になりそうな時ほど、それを忘れては不可ないよ」
リンタロウはそう言って私の手を握ってその場を去った。
エ「リンタロウ、良かったの?人虎の後ろに泉鏡花が居たけど…捕まえなくても」
森「ぅーん、だねェ…でもまだその時じゃない、それにしても…楽しい一時だった、私も童心に返って異能で敵をばっさばさと遣っ付けたくなったよ」
リンタロウは楽しそうに話していた。
エ「中年には無理」
森「非道い!
私は之でも────」
路地裏に入って暫くすると右に梶井、左に黒蜥蜴がいた。そして中央には中也が立っていてその周りには黒服が、そして組合だった人が血を流して事切れていた。私達が姿を現すと同時に中也や黒蜥蜴、梶井に黒服達は膝をついた。
森「これが組合の刺客かね?」
中「はい」
リンタロウは組合だった人を跨いで髪をあげながら奥に歩いていった。
森「探偵社に組合…我々も又、困難な戦局と云う訳だ…最適解が必要だね…組合も探偵社も、敵対者は徹底的に潰して…殺す」
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アミ - 更新頑張って下さい。 (2020年3月26日 15時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
きしも - 前の方のいう通り文ストではなくなっています コラボ設定にするか続編として題名を書き直して下さい (2019年4月15日 20時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - これもう文ストじゃないやん……刀剣乱舞じゃん色々と残念…… (2019年3月15日 8時) (レス) id: b84f9313ac (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 中也と夢主ちゃんは別れてしまうのですか? (2018年7月22日 11時) (レス) id: 654239532a (このIDを非表示/違反報告)
紅奈 - 続き気になります ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい (2018年5月15日 14時) (レス) id: c831905666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰中也 | 作成日時:2017年11月3日 3時