【ヒロアカ】彩豪少女は助けたい!!

相対する ページ4

??「時を駆けた...??」
主『うん。信じられないだろうから個性と名前、当ててあげる。』

にこっとはにかむと相手方、つまり、死柄木と黒霧の警戒の色が強まった。

主『あ、個性とかでわかるんだろ？とか言われそうだから言っとくね。あたしの個性はペイント。こういう攻撃系統しか操れないよ。』

手のひらから火の玉を出して見せる。黒は出したらややこしくなるから嘘をついとく。

??「...なるほど。では、私の方から当ててみてくださいますか？」

黒霧が執事のように胸に手を当てて微笑む(ように見えた。)
ずっと思ってんだけど黒霧普通にかっこよくねぇか？隙がないというか、懐に入り込まれそうというか。((
まぁそれは置いといて。

主『了解です！貴方、黒いベストの方は黒霧さん。個性はワープ。体の霧で座標の場所にワープできる個性。敵連合の古株、ですよね。』

でしょ？と笑えば死柄木の目が見開かれた。

黒霧「これは...」
死柄木「へぇ...？なぁ、お前名前は？」

少しはあたしに興味を持ってくれたみたいだ。子供のように張り付けた手の奥で無邪気に瞳を輝かせてこっちを見てくる死柄木がどっからきた？何を知ってる？と質問を重ねてくる。

主『あ、あぁ、ええと、あたしは彩豪A。好きなように呼んでくれて構わないよ。何処からきた、って言われると別の世界から飛んできた、のかな。あたしは未来を知ってる。』

未来を知ってる。

そのフレーズを出したとき両者の目が驚きに見開かれた。

黒「未来、ですか。」
主『未来です。貴方達の、この世界の未来を知ってます。』

まぁ、あたしがこっちに飛んできて変わった未来もあるでしょうけど。
そう言葉を続けると死柄木は一言あたしに声をかけた。

死「なぁA。敵連合に入らねぇか？」

まぁ。予想の範囲だ。入るつもりはない、けど。

主『ごめんね弔さん。あたしはそっちには行けない。行けないけど、情報提供ならしよう。準敵連合メンバーとして。』

要するに裏メンバーみたいな感じね。表には名前を出さない代わりに死柄木達がいい未来に行くための手助けをする。
いつか敵連合はデクたちに一掃されるのではないか。まだその未来は知らない。
だから、知らない未来なら、

少しくらいいじってもいいよね？

死「面白いこと言うね。なんで？」
主『あたしは別世界から飛んできたイレギュラー。この目で見た最悪の未来を消したいだけ。』





この世界の人々を救けたいんだ。

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