彩豪戦〜轟〜 ページ47
オールマイトの開始の合図でまた同じように氷漬けにするために切島には建物から出るように指示をした。
ﾊﾞｷﾊﾞｷｯと氷の音に建物が一瞬にして包まれる。
彩豪A、だったか。あんな大口を叩いていて案外呆気ない。やっぱりレベルが違いすぎたな。
轟「核を回収に行くぞ。」
切「あ、お、おう…」
建物に入って驚愕した。
轟「なんで、なんで凍ってないんだ…!?!?」
切「濡れてるだけ、だな…彩豪の個性か??」
轟「くそ、強行突破だ。核にそのまま触れにいくぞ!!」
切「おう!!」
駆け出し二階部に来てまた驚いた。ペンキだろうか、青と黄と黒、それに赤黒い…恐らく血が辺りを鮮やかに、しかしおどろおどろしくペイントされていたのだ。
切「何かの罠か…??」
轟「確かめる。」
ﾊﾞｷﾊﾞｷｯと氷を発生させるとそれは瞬時に溶け消えた。
轟「ッ…溶けた……!?!?」
切「轟!!」
切島の声にはっとして慌てて飛び退く。
俺が今まで立っていたその場所には稲妻が直撃し床を焦がしていた。
切「っ、ドラゴンだ……!!!」
赤と黄と黒のドラゴンが身をくねらせて俺たちを睥睨していた。
轟「アイツの個性、か？確かアイツの個性は…」
切「ペイント!!仕組みは爆豪に似てる！でも使える系統がすげぇあるんだと！」
轟「厄介だな…」
敵にしたら一番いけないタイプだ。氷の矛を精製して投擲するもするりとうまく交わされる。
圧倒的に俺らが不利だ。
轟「くそ、別ルートを探すぞ！」
くるりと踵を返して反射的に身をそらして黒龍の攻撃を避ける。
切「っぶねぇ!?なんだよどっから出てきた!?」
轟「くそ、四方を囲まれた…っ」
遠くからくつくつと笑う彩豪Aの笑い声が聞こえた。
主『あんまり遅いから迎えに来ちゃった』
切「彩豪!?」
轟「…やけに余裕だな…??」
主『そりゃだって。』
この勝負、あたしの勝ちだから
何を言ってる？まだ俺らは負けてないし時間もまだある。
ハッタリと言うには少々苦しい。
切「なに、言ってるんだ??俺はまだなにも諦めてなんかいないぞ!!」
ぱっと飛び出した切島が彩豪Aを殴り付ける。
捕らえた
そう思ったが切島は勢い余って前方に盛大にこけた。
主『あらあらからぶっちゃったね』
俺の、すぐ後ろ。
吐息がかかる。
鼓膜に流し込まれるように聞こえた彩豪Aのすこし艶のある余裕げな声にゾッとした。
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雨 - ワシも弓道やってるからなんかもう好き。 (2020年5月28日 0時) (
レス) id: 858eb4325f (このIDを非表示/違反報告)
亜城黒愛(プロフ) - yu_kiさん» ......やらかしました......ご指摘ありがとうございます!!!おバカがばれちゃいましたね(苦笑)変更しておきます!!!ありがとうございました!!! (2018年9月14日 20時) (レス) id: 5e72c1de47 (このIDを非表示/違反報告)
yu_ki - ちなmyangelヤオモモの最後寄りらへん (2018年9月14日 4時) (レス) id: b3899c8b7a (このIDを非表示/違反報告)
yu_ki - 視野が広いのは草食動物やで。猛獣は視野狭いんやで(小声) (2018年9月14日 4時) (レス) id: b3899c8b7a (このIDを非表示/違反報告)
爆谷出己@飛翔(プロフ) - jmperatorisさん» ウワァア、ありがとうございます......!!!!３期も始まってしまったので((重い腰をあげて更新していきますw (2018年4月8日 9時) (レス) id: 9525cb3e41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜城黒愛 | 作成日時：2017年5月27日 20時
