【ヒロアカ】弓道少女は助けたい!!

弓道少女と俊典さんと緑谷 ページ38

オ「じゃぁその胸のもかい？」

主『これは完璧プロテクターですね。矢を放ったときに女の子は胸にバチーンッてなるんで苦笑』

オ「う、い、痛そうだね」

自分の胸をさすさすと撫でて痛そうな顔してる俊典さん。

いや、まぁ痛いですけど...俊典さん関係ないのに....苦笑

ベンチから立ち上がって矢は持たずに弓を持って数歩前に出る。

足踏み
弓構え
打起し
引き分け
会

ここまでの動作ひとつひとつに全神経を集中させて丁寧にこなしていく。

息を整えて素早く離す。

バシッのような乾いた音が公園に響く。

息遣いさえもが聞こえてくるような静寂がその場に満ちる。

弓をおろして直立に戻り細く息を吐き出す

オ「うわぁああ........彩豪少女すごいね!!!私は思わず息を止めて見いっちゃったよ!!!」

主『そ、そう、ですかね....??』

そーやって手放しで褒められると流石に照れる...。

緑「僕も息止めて見いっちゃったよ苦笑」

主『み、緑谷!?!?///』

いつからいたんだ....

緑「弓をこーやってひきはじめたころから見てた!!Aさんすごいね!!!」

ほぼ最初からじゃねぇかw

主『あんま褒めんといてくれん？w流石に照れるわw』

ちょっと熱いほっぺたを両手で隠すと二人とも顔赤くさせて固まってた。

なんでだwあたし可愛い要因でもなんでもないんやけどw

緑「ね、ねぇもう一回弓引いてみてよ!!!分析していい？」

主『ダメっていってもするんでしょ？現にその開いてるノートが物語ってんだけどwいいよ。あたしみたいなのでいいなら。』

緑「ありがとう!!」

ノートにシャーペンを滑らせる緑谷。

いや可愛いかよw

もう一回全神経を使って丁寧に弓を引いていく。

うん...。

さっきより

主『いい感じ。』

ボソリと呟いてパッと手を離す。

乾いた音をたてて弦が元に戻る。

主『ふぅ...緑谷ァ〜これでよかった、かな...??あれ？二人とも?』

俊典さんも緑谷もポカーンとした顔であたしを見てたんですけど...なんで!?!?!?

主『ちょ、二人とも帰ってきてくださーい!!!』

ダメだ...反応がねぇ...

よし。

忍法・猫だまし!!((ただ目の前で手をばちんって叩くだけ

まずは緑谷の目の前でばちんっ

緑「っわ!?」

主『大丈夫??意識飛んでたよ??』((俊典さんの目の前でばちんっ

オ「っ!?!」

緑「だ、大丈夫!!!」

主『俊典さんも大丈夫ですか？』

オ「あ、あぁ...」

変な二人やな。

それから一時間弱ずっとあたしは弓を引いてたよ。久しぶりやったし右手がかなり痛いけど...苦笑

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