怪盗Knights--今夜貴方を手に入れる--

S　私は貴方を…2　彼目線 ページ40

♝ 【私は貴方をの続きからです。楽しいお茶会5の所の彼目線です。】

時はAが帰る頃。

「！そろそろ私…帰らないと」

彼女がその一言を発したとき、ここにいてという気持ちが出てきた

(…我慢です。そうしないと彼女は手に入らない)

「あら、もうそんな時間？やだわぁ…まだまだお喋りしたい事たくさんあるのに…」

「いっその事Aが、ここに泊まっていってほしいくらいです。」

流石に無理をいったか。少し後悔したが別に良いかと思った。

「さ、流石に…それは無理だなあ。」

(…泊まればいいのに)

「！じゃあまた今度遊びに来て！この時間ならいつでもいるから！」

「うん！また遊びに行くよ、いつ行けるか…分からないけど。」

(いっそのこと明日にでもきてくださいよ)

「当分先になりますね…あぁ、引き止めてしまって申し訳ありません。」

(嫌われるのは嫌ですし。)

「良いよ、全然！じゃあね、嵐お姉ちゃん、司！」


「…不思議ですね。」

彼女がいないだけでこんなにも違うのか、初めて知った

「そうね。やっぱり…」

2人「欲しい…。」

「ふふっ……王様は一体どんな計画を立ててるのかしら…」

「わくわくしますね。あぁ…早く、手に入れたいです…」

？「そうだろ？」

とつじょ部屋のスピーカーから声が聞こえた。

「その声は…reader！？」

(だって…readerはアメリカに…)

「うっちゅー！やぁっと堕ちてくれたか。俺がAを手に入れる作戦も気付いたらしいな。あ、お茶会楽しかったか？あと、ここにAが来たことも驚いたろ？」

「やはり…これが狙いだったんてすね。」

(あぁ……向こうから見てたんですね。)

「そうだぞ！でも……良いだろ？」

「私は賛成よ。王様に協力するわ。」

「そっか、ありがとな！……あとは二人だ。」

「はぁ…凛月先輩も瀬名先輩も…堕ちますかね？」

「リッツは堕ちるぞ。あいつは絶対。俺の予想だとAがリッツを誘惑する。そうすると、残るは瀬名。瀬名は欲が本当に薄い。難しいなぁ？ま、スオー達も考えておいてくれ！俺はお前らが堕ちてくれるのを見守ってたんだ。良かった良かった。じゃあな！明日には帰るぞ。」

「はいはい、お休みなさい、王様。」

「GoodNightです。」

ぶつり、と切れた音が部屋に響いた。

何処かで、私だけが彼女を、独り占めできたら…と欲が生えた。


これで、3人。次は誰が堕ちるでしょう…？

　 残り時間はあと、わずか……

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