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みんな喉の奥がヒュっと鳴った
海に落ちてしまったあの少女がAだと確信したからこそ
辺りが薄暗い今、見つけ出して引き上げるのなんて
かなり難しいことだと理解しているからだ
ﾏﾙｺ「船を全速で進めろ！50mくらい先だ！！
エース！お前は部屋からありったけのライト持ってこい！
イゾウはサッチを呼んできてくれ！
俺は先に飛んで上からAを探してくるよい！！」
そんな中、冷静そうに見えて人一番焦っていた
マルコから指示が飛ぶ
みんなハッと我に返って、指示通りに動き出し、
Aを探し始めることはや30分
ｻｯﾁ「くっそ！暗くて何も見えねぇ！！」
ｲｿﾞｳ「こっちも同じだ！真っ暗で影も見えねぇ！」
ｴｰｽ「上から見ても暗すぎてわかんねぇ！！
どうすりゃいいんだよ！！」
サッチとイゾウ、隊員たち数名で海の中を
エースはストライカー、マルコは空から
能力者や他の船員たちは船の上から捜索するも見つからず
日も完全に落ちきって当たりが真っ暗になったその時
ﾏﾙｺ「…！？お前ら急いで船に戻れ！！」
ｻｯﾁ「戻れってお前！！何言っ……うをぉ！！！！」
サッチ達の下に突如浮かび上がる黒い大きな影
影はどんどん大きくなっていき水面に顔を見せた
ﾏﾙｺ「なんだ、クジラかよい……、！！？A！！？」
まだ子供くらいの小さめのクジラが顔を出したかと思いきや
その背中にはぐったりと横たわるAがいた
直ぐにマルコがクジラの背中に降り
Aを抱き上げサッチへとパスした
不死鳥姿に戻ったマルコが船の医務室へ駆け込み
サッチやイゾウ達も急いで船へ引き上げる
ｴｰｽ「ありがとうなーー！クジラー！！！！」
「「 まじで助かったぜ！！ありがとうなー！！！」」
ｸｼﾞﾗ「バォウッ♪」
ｲｿﾞｳ「…そうか、お嬢の子守唄を聞いてたクジラたちか。」
引き上げられたAを見たあと
奥で待っていた仲間たちの元へ帰っていくクジラに
元気よく手を振る船員たち
そんな中、マルコは冷たくなったAをだき抱え
痩せた姿、手首の跡、擦り傷のある肌を見て
彼女の身に起こったことをあらかた確信していた
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文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
