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youside
ふわふわした気分にマルコの背中の暖かさといい
心地良い揺れに目が虚ろになる
なにより一番安心する匂いに頬が緩むと
ﾏﾙｺ「なに笑ってるんだよい。」
『へへへ、マルコありがとう〜。』
おぶられてるから顔は見えないはずなのに
笑った事がバレてるだなんて恐ろしい
それだけマルコには何でも筒抜けなんだろう
ﾏﾙｺ「ほら、水飲め。」
『もうなんにも飲みたくない〜〜。』
ﾏﾙｺ「我儘言わずに飲めよい、
そのまま寝たら二日酔いで明日が大変だ。」
私の部屋のベッドに降ろされると
いつ用意したのか分からないコップが目の前に出され
記憶が飛び飛びなんだなと自覚する
もう気持ち悪くて何も飲みたくないと駄々をこねる私に
ﾏﾙｺ「なら明日は一日気分悪く過ごすんだな。」
なんてこと言ってくるから渋々お水を飲むと
いい子だねい と微笑むマルコにドキッとする
ﾏﾙｺ「お前はもう寝ろよい。」
『うーん…、マルコはもう甲板戻っちゃうの、？』
ﾏﾙｺ「そのつもりだよい、まだそんなに遅い時間じゃねぇしな。」
『そっか、わかった。送ってくれてありがとう。』
私がお水を飲み干したのを見て満足そうなマルコが
私にもう寝るよう促した
マルコはもう行っちゃうのか、そっか、
なんか、やだなぁ
甲板じゃまだみんなお酒飲んでるし、
マルコは綺麗なナースさんたちと一緒に飲むのかなぁ
やだ、な、私の傍にいてほしいなぁ
『わたしの、傍に、いてほしい…。』
ﾏﾙｺ「な、なにしてるんだよいっ！？」
気付けばドアノブに手をかけようとしてるマルコに
後ろから抱き着いて 傍にいて なんて口走っていた
あっちを向いていたマルコが振り返る
が、抱き着いたまま離れたくないのでそのまましがみつく
40cm以上離れてる背丈じゃ正面にいるマルコに抱き着くと
逞しい腹筋に顔を埋めることになる
そんな現状に耐えれなくなったのはマルコの方で
ﾏﾙｺ「…なら眠るまで隣いるから離れてくれよい。」
『やだ、まだぎゅうってしてたい。』
ﾏﾙｺ「とんだ我儘娘だよい。ほらベッド行くぞ。」
ひょいっと簡単に私を持ち上げて
ベッドの奥に降ろし、その隣にマルコが横になる
マルコが傍にいる
ただそれだけの事で私は安心しきって意識を手放した
．
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文ストオタクの一般人 - 主ちゃんは当然としてマルコ？可愛すぎよ？男、、、だよね？ﾊﾆｬ( ^ω^ ) (2023年4月22日 17時) (
レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
N - 自分の誕生日でビビった (2023年3月18日 22時) (レス) @page1 id: 86e1b947ce (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろくてきゅんってしました☺︎ (2022年12月17日 12時) (レス) @page44 id: 1970efe780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜空愛 | 作成日時：2022年7月13日 3時
