資格と体験談 ページ10
ar side
一人でぼぉーと考え込んでいると、尻ポケットから振動がした。
スマホを開けば薮くんのアイコンに通知が。
薮��今日はマネに俺が事情話して撮影後日にしてもらった。それから、人のことにどうこう言うわけじゃないけどちゃんと考えなよ？��
『ちゃんとって…なんだよ』
わかったとだけ打ち、楽屋に戻った。
楽屋を開ければしん…と静まり返って。
『今日は帰るわ…ごめん』
荷物をそそくさと詰めて局を足早に去った。
家に戻れば山田がいるかもしれない。
どうしようかな…
おもむろにメンバーの中から高木を選んで文章を打った。
俺が行きつけの静かな小料理屋について待っていると部屋の襖が開いた。
高「おまたせ、有岡くん」
『いのちゃんは…大丈夫？』
高「事情話したらOKだって」
高「…で？どうしたの、なんかあったんでしょ？」
よっこいせと座りながら聞いてきた。
『…山田と別れた』
俺はてっきりすごく驚かれると思っていたけど言われた言葉は全く反対のもので。
高「そっか…」
穏やかに、優しい声で。
高「それってさ、山田が嫌いだからって理由ではないでしょ？有岡くんなりの考えがあって、そう言う結果になったんなら…俺は何も言わない。」
止まったはずの涙が、高木の言葉を聞いただけで流れ出す。
『おれっ、…山田を苦しめたく、なかったっ…何もできなかった…』
何一つ山田の思いを考えようとしなかった自分が招いたことなのに。
俺には資格が無いから。山田の隣にいる資格が。
俺だって本当は別れたくなかった。
でもそれじゃあ山田に我慢や辛い思いばっかりさせてしまう…また今日みたいに無理やりcommandさせてしまう。
山田に頼られたいし、俺になんでも話してほしい、
けど…
高「俺も昔さ、伊野尾くんと似たようなことで喧嘩になったんだけど…その時は本気で焦ったなぁ〜」
『…高木が？』
高「うん。いつも伊野尾くんは何も言わずにcommand従ってくれてたんだけどさ、ある時突然泣き出したんだよね。で、よくよく話を聞いたらいつも無理してたって。」
高「俺としては話してほしかったんだけど、伊野尾くんは褒められたくてずっと我慢してたって…」
高「最初から完璧なわけないから。失敗ありきだよ
、その分今は同じことしないようにだけど。」
高「だからこれからの行動は全部有岡くん次第だよ」
どうするのが正解なのか。
俺の中ではずっとそれが残っていた。
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まかろん。。(プロフ) - ありがとうございます！明日になったら検索してみます！ (2020年1月9日 19時) (
レス) id: a04440bc10 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - まかろん。。さん» そのページから閲覧いただけると思いますので、是非やってみて下さい！Twitterのアカウントは書いてあるので、ご覧下さい。まかろん様のご要望地お答えすることが出来なくて申し訳ないです。ご質問頂きありがとうございました！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - まかろん。。さん» まかろん様、初めまして！読んで頂きありがとうございます。実は、私も貼り付けたいのは山々なのですが載せてしまうとR18作品にされて普通に閲覧できなくなっちゃんです.........。毎週金曜から月曜まで鍵を外しているのでやふー等で検索をかけて頂くと、 (2020年1月9日 19時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん。。(プロフ) - はじめまして！裏のお話を読みたいのですが、Twitterを見る事ができません。なので貼り付けて頂きたいと思っているのですが、どうすれば良いか分かりません。分かりにくい説明で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。 (2020年1月9日 19時) (レス) id: a04440bc10 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたのすけ(プロフ) - ゆゆさん» 大丈夫ですよ！出来る限りのことをやってみたいと思います！ (2019年9月28日 10時) (レス) id: 3bbe1d2ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶたのすけ | 作成日時：2019年8月27日 2時
