partner 2

※オワリとハジマリ※ ページ33

ym side

……どうしよう、コレ…

大ちゃんと一緒に家帰ってきたはいいけどどこに置こう…
絶対何かわからないものがあったら開けたがるのが大ちゃんだし…
大ちゃんがお風呂上がる前に隠さないと。

結局決まった場所はベッドの下。
その3分後くらいに大ちゃんがでてきたから挙動不審になってしまった。
バレたら元も子もないから慌ててお風呂に逃げこんだ。…デシャヴ。

隠しはしたからバレてないだろうとお風呂から上がると物静かなリビング。
？？
「だいちゃーん？どこいr…」

目に入った光景はベッドの横で立ってオモチャを持って硬直していた大ちゃん。
左手にはあの紙袋。オワッタ………。

「だ、だ…だめぇ！！！！！」
光の速さで大ちゃんの手からぶんどった俺。

『や、山田？ソレ…どした？』
引きつった顔ではてなを浮かべる大ちゃん。
この様子じゃ絶対に見逃してくれない…
大人しくするか。

「その…コレ使ったら、だっ…大ちゃんが刺激くれるかもよ？って伊野尾ちゃんが…俺が買ったわけじゃなくて、その…」

しどろもどろになる程大ちゃんは俯いて何も言わなくなる。
…怒らせちゃった？どうしよう、怖い。

俺も泣きそうになった時、大ちゃんが口を開いた。
『…へぇ、なら俺を誘ってみろよ。ソレ使って』

「…へ？」
『ほら、なんでもしていいよ？』

大ちゃんがベッドに座りギシッと軋んだ。
これがハジマリの合図。

ごくりと生唾を飲んだ俺は紙袋の中からローションを取り出した。
「だいちゃ…下脱がすね？」

口角を上げた大ちゃんは首を傾けるように頷く。
先程履いたばかりであろうスウェットと下着を脱がすとまだそのままのソレ。

ソレをつつっ…と指先でなぞって両手で握った。
先端に口づけると少しだけ反応した。
アイスを咥えるように口に頬ばってぺろぺろと舌先で舐る。
また少し大きくなったけど完全にはなってないソレに口でしながらも手で根元を擦る。

唇で奥の方からだんだんと先端まで引いて、また入れて。たまには喉の奥まで当てる。
おっきくなったら少しだけ歯を当てて。
これは大ちゃんが好きなやつ。
少しだけ"…んっ"と声が聞こえたのが嬉しい

ここで一回口を離してローションのキャップを開けた。伊野尾ちゃんは媚 薬入りって言ってたけどどれくらい効くんだろ？

そして大ちゃんのおっきくなったソレにとろっ…とろっ…とかけた。
どれくらいかけたらいいのかわかんなくて少し多めにかけたんだ

…それが後に自分を苦しめることになるなんて。

※忠告と焦らし※→←★前回からの続き★

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