partner 2

となりのちねんと光くん ページ1

ym side

番組収録の開始前。隣に座っていた知念がまじまじと手首を見つめてきた。

知「涼介、それ大貴からもらったでしょ。大貴もこの前色違いのブレスレットしてたもん」
もん、って可愛いな。
「…そうだよ、会えないからって」
知「…涼介顔気持ち悪い。にやにやしないで」
光「結構なにやけだぞ、山田」
「マジで？」
そんなつもりは無かったけど二人から言われるってことはよっぽどなんだろう。

そういえば二人はその、受け側だし俺より早くにパートナーになってるからいろいろ相談ができる。
皆んなどれくらいcommandできるんだろ…

「二人はさ、playのときどのくらいのcommandするの？どれくらいでできるようになった？俺一つしか出来なくて…参考までにだけど」

知「僕は一応一通りは出来るよ、2ヶ月ちょいかな、ただあんまりSM系が強い奴は好きじゃない」
光「〜っ、俺は…時間かかったけど全部出来る…様にされた」
「光くん、恥ずかしいからってマジデレしないで…」

commandがまだkneelしかできていない俺としては大ちゃんを満足させれてないと思うんだ
もう大ちゃんとつきあって結構たってるから自分でも心配になってきたけど…

「大ちゃんは俺で大丈夫なのかなぁ…」
知「ご褒美増やしてもらったりとか、やってる途中にもキスとかすれば出来るようになるんじゃない？」
光「俺も最初はそうだったよ」

それを聞きながら大ちゃんの気持ちを確かめる様にブレスレットを撫でていた。


「あ、そういえば飲みに行った日あったじゃん？夜大丈夫だったの？」

静まり返る楽屋。
え。もしかして…
光「悪夢を振り返らせるな。次の日がどんなに辛かったことか…」
知「はぁ…涼介僕たちの可哀想な話しわざわざ聞きたいの？」
「ごめんなさい、遠慮しときます。私が悪ぅございました。」

皆んな大変だったんだな。光くんに関しては大ちゃんが薮ちゃんを呼ばなければバレなかった話なんだけど。光くんごめんね…


収録が終わり、二人のアドバイスの基、playをする決心をして大ちゃんの待つ家に帰った。

「ただいまぁ〜」
『お帰り！風呂溜めといたぞ！先入ってきな』
「ありがと…あの大ちゃん、夜さplay…しない？」
『…おぅ、いいよ』


返事だけすると大ちゃんはリビングへ行ってしまった。
あれを言うだけだったのに心臓がバクバクしている。はぁ、風呂入って落ち着こ…

angelとdevil→

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