┣その2 side貴女 ページ14
sideテトル
これは過去の記憶
まだテトルが6歳になった幼く古い記憶
忘れていたあの思い出を目を閉じて思い返す
「おかあさん!」
母「あらあらこんなに汚れて。
また野原で寝転んだのね?」
お母さんの顔は覚えていない、ただとても優しい人だったのは覚えている。
「うん!おかあさんも一緒にいこうよ!」
母「ごめんねテトル。お母さんもういかないと…」
「いっちゃやだ!
いかないで?」
駄々をこねる私に、母は困ったように私の頭を撫でた。
じ「さあ、勉強の時間ですぞ」
「…」
じいやがそう言えば私は、母に手をふって送り出す。母が戻るのはいつも深夜。
帰ってこないこともしばしば。
お母さんのために勉強も戦術も頑張っていた
お母さんのために誉めてほしくて、笑ってほしくて
お母さんが傷つくのを見たくなかった
だから、王になると決めた。
モヤがかかり晴れた先は自分の好きな野原が戦場に変わっていた。
幾年、私がすくすくと育ち10歳になったばかりだった。
いつものように
母は戦場へといってしまった
そして
そのまま帰らぬ人となる─
68人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*HAKURA*(プロフ) - 大丈夫かな、読者をおいてってしまってないだろうか?整理整頓をいたしましたが、気になる部分がありましたらこめんとくだちゃい( ´ー`)そして、更新遅くて申し訳ない(泣)続きはもうしばらくお待ちを!(泣) (2020年6月16日 0時) (レス) id: de024105f6 (このIDを非表示/違反報告)
*HAKURA*(プロフ) - -Ruri-さん» コメントありがとうございます!最近は、更新が遅くなってます…すみません(泣)楽しみにしていただけてほんともう、嬉しいですはいぃぃこれからも頑張ります!!! (2020年5月14日 8時) (レス) id: de024105f6 (このIDを非表示/違反報告)
-Ruri-(プロフ) - 更新ありがとうございます!これからも楽しみにしてます!! (2020年5月12日 23時) (レス) id: caa0bd914c (このIDを非表示/違反報告)
*HAKURA*(プロフ) - 桜猫さん» 合作はやめておきます、きっと更新遅くなってしまいますし…誘っていただいてありがとうございます!金カムしってますよ!尾形推しですw (2019年12月18日 23時) (レス) id: de024105f6 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫 - 合作はよろしいですか?質問です。ゴールデンカムイは知ってます? (2019年12月18日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*HAKURA* | 作成日時:2019年9月29日 21時