【逆ハー】ロマネを弁償してもらってないんで、奴等を避けようにも避けられない〜第二章〜【名探偵コナン】

77本のロマネと400星超えの感謝 ページ45

常磐「本日は私共、常磐のツインタワービル、オープンパーティにご臨席くださいまして、誠にありがとうございます……………」



始 ま っ て し ま っ た。


「はぁぁああ…どうしよう…」

灰原「あら、ため息なんてついたらせっかくの美人が台無しじゃない？」

「冗談はよしなさいよ…私に組織の企てた爆発を一人で、犠牲者を出さずに処理できると思う？答えは『やりたくない』だね。もし彼らに見つかって店に爆弾でも仕掛けられたらどうしよう…はぁぁぁあしぬ…」

コナン「バーロー、一人じゃねぇだろ」

「…そうね、あんた達がいるもんね」

灰原「この身体じゃあできることは少ないかもしれないけど、逆にこの身体だからこそできることもあるから」

「……君らに出会えて嬉しいよ。本当に」


少なくとも、疑われることがなくてよかった…

つか、何よりこの世界が漫画として描かれている世界を知ってて良かった。
じゃなきゃ、諸伏さんを助けることも、松田さんを助けることもできなかったしね。
…あとの人達は、生きているのをこの目で確認できていないから心配だ。


「ん？そう言えば、30秒ゲームは終わったの？」

コナン「ああ、どうやらそのようだな…」

どうやらいつの間にか小五郎さんが例の車を当てていて、次は如月先生の富士山の絵の紹介に移るらしい。


「なら、この後は常磐さんがやられて…の流れで、今回はそれがなくなった訳だから、今は安心しても大丈夫そうかな。…いや、いつ爆発するか分からないし、油断は禁物だな」

灰原「…っ、ねぇ、本当に大丈夫？もし組織に私といることがバレたら、貴女、消されるかもしれないのよ？」

「いやほんとそれ。私まじ死ぬか生きるかの瀬戸際にいるんだよなー。本当は嫌過ぎてすぐ帰りたいけどさ、やっぱ知ってて見殺しにするなんてできないじゃん？」

灰原「…凄いわね、他人の為にそこまでできるなんて」

「んや、半分自分の為でもあるから、何も褒められたことじゃないけどねぇ。、…よし、ちょっと早めに通報するか」


私の記憶が正しければ、もうすぐ爆発した筈だ。
絵の紹介をされている間に、そっと広場から遠ざかる。



「…もしもし！あの、今ツインタワービルにいるんですけど！爆発事故が起きています！すぐに______」



ドォォォォォオン！！！！！




警察『大丈夫ですか！？すぐに向かいますから、落ち着いて避難してくださいね！！！！！！』




…やっべ、遅かったかな()

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