76本のロマネに迫る影 コナンside ページ44
灰原「そう言えば、Aさんから聞いたの?これからのこと」
「ああ…ばっちり教えて貰ったぜ。一番驚いたのは、如月先生の起こすはずだった殺人事件を止めたってことだ。まさかそんな事が起ころうとしてたとはな…」
灰原「彼女の存在に感謝することね。あの人がいなければきっとこの先、人口が半分くらいにでもなってるんじゃない?」
「アハハ…シャレにならねぇよ……」
灰原には、Aから聞いたこれ迄のこととこれからのことを話している。
あいつが身の内を晒せる数少ない相手だし、何より灰原自信があいつのことを気に入っているみたいだったからだ。
だが、気になるのはAが俺にさえ教えてくれなかった“協力者”の存在…
そのうち分かると言われたけど、本当にそいつの事を信用して大丈夫なのか…?
小五郎「おいボウズ、早く乗れ!あとはお前だけだ!」
「えっ?」
ふと見てみれば園子はもう来ていて、俺以外の全員はもう車に乗っていて、さっきまで話していた灰原ですら『何してんの』って顔をしてやがる。
嘘だろ????俺に対する扱いが酷くねぇか????
「ごっ、ごめんなさぁい」
慌てて車に乗り込めば、灰原に「ちゃんと周りを見なさいよね」と怒られた。
いや確かに俺が悪いかもしれねぇけどよ…()
「そ、そう言えば、園子姉ちゃんウェーブかけたの!?」
園子「あら、今気付いたわけ?そーよ!その子に習ってね」
その子に、と指さされた灰原は少し不安気な表情だ。
まあ、灰原が元の姿ならこんな感じかもしれない…と想像できるから、確かに狙われる危険性はあるが…
園子「ちょっと、何見てんのよ」
「えっ?いや、そっくりだなぁって」
園子「そっくり?まあ、ちょっと似てるかもしれないけど…」
蘭「でも、園子よりも哀ちゃんの方がどことなく大人びてる気はするよねぇ」
園子「ちょ、ちょっと蘭!?」
段々と話題が逸れていくことに少しほっとしていたら、灰原がとんとんと俺とAの肩を叩いてきた。
灰原「…大丈夫かしら、彼女」
(人1)「大丈夫。私が絶対に守るから。もちろん、貴女のこともね」
灰原「…っ、ありがとう…」
ぎゅっとAにしがみつく灰原を、少し羨ましいと思いながら見つめる。
次第に車は、ツインタワービルへと近付いていた。
〜
よろしくです!!
ロマネを弁償してもらおうと頑張る少女のこれから
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ねこもち - いつも読ませていただきます!本当ストーリー良すぎて神です!リクエストですが、黒鉄の魚影をを描いていただけませんでしょうか? (8月7日 20時) (レス) @page13 id: b62973df28 (このIDを非表示/違反報告)
煕流(プロフ) - さあやさん» お返事遅くなりました!!大変申し訳ございません!!!リクエストありがとうございます!!!まずは番外編から、いつか絶対書かせていただきます!!!! (2022年11月25日 0時) (レス) @page50 id: 6929ed7e75 (このIDを非表示/違反報告)
香 - いつも楽しく読ませてもらっています。リクエストなんですができればコナンの純黒のナイトメアのも書いていただけないでしょうか (2022年2月8日 23時) (レス) id: f6bbf63b46 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 作者様がよろしければですが、いつかコナン×ルパン映画の小説みたいなぁなんて…… (2021年4月25日 5時) (レス) id: 4df34ec797 (このIDを非表示/違反報告)
ミラヰ - うわぁぁやらかしたよ安室さぁーんwww前編から読んでました、今後の展開めちゃ楽しみです!ロマネわっしょーい!!! (2020年4月17日 13時) (携帯から) (レス) id: dda611501a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:煕流 | 作成日時:2019年6月14日 1時