【逆ハー】ロマネを弁償してもらってないんで、奴等を避けようにも避けられない〜第二章〜【名探偵コナン】

53本のワインを久しぶりに注ぐ 後半コナンside ページ14

コナン「いや、新しい英語の先生は大丈夫そうかって確認に…」

「いやそんな事の為に電話してきた訳？切るわ」

コナン「だぁぁ待て！まだ話は終わっちゃいねぇよ！」

「つか、だいたいあんたも学校じゃないの？給食でしょ？どっから電話してんの？」

コナン「…いろいろあって早退しました」

「どうせ何かの事件絡みなんだろうけどね…」

コナン「ゲッ…あぁいや、俺のことはいいんだよ！今度探偵団皆んなでキャンプに行くことになって、おめぇも一緒にどうかなって思ってさ」

「……天国か」

コナン「へ？」


キャンプ…だったよね、たしか
てことは、もうすぐ来るのか…

つか、今天国って事はジョディ先生早すぎじゃない？
なんでいんの……


「あー取り敢えず分かった。それはねー、いろいろ大変なことになるから私もついてくわ」

コナン「大変なことって！？」

「そりゃ秘密だよ。取り敢えず行ってやるから、電話切っていい？今からお昼ご飯食べるから」

コナン「本当か！？よっしゃあ！」

「はいはい良かったね。じゃ。……ふぅ」


大変なことになりそうだ………(白目)




コナンside


嬉しい。ただただ、嬉しかった。
絶対断られると思ってたのに…！


「っしゃあ！」

灰原「何叫んでるのようるさいわね」

明美「もうちょっと落ち着いたら？」

灰原「そんなだからいつまでもガキって言われるのよ」

「冷たすぎね？」


ドライ過ぎる姉妹を横目に、博士にAも一緒に行けることになったと伝える。
探偵団の皆んなも、紹介したら喜びそうだな！

…ただ、組織の連中には充分に注意を払わねぇと…
Aの力があるとは言え、何処で目を光らせているか分からねぇからな…


…それに、気になるのは奴らのAへの態度……

話を聞くと、よく店に来てはワインを買って帰るらしい。今や常連となっているそうだ。

え、想像出来ねえ…


ま、お前の魅力に魅せられちまうのは分かるけどな



灰原「…そういえば、前言ってた黒いニット帽の男…今は大丈夫なんでしょうね？」

「ん？ああ、最近は姿を見せてねぇな」

明美「(Aちゃんから言うなって言われてるから、教えてあげられない…！)」

灰原「お姉ちゃん、何か知らないの？」

明美「んー、分からないわ。ごめんなさいね」


……知ってたとしても、Aに口止めされてるんだろうな


灰原「取り敢えず、万全の注意を払って行くわよ。奴らに見つかりでもすれば、貴方も私もたちまち屍になる運命なんだから…」

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