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涼「すごくスッキリした顔してるね」
亮「うん。俺、今日も頑張る」
辰「あー、運動会と違ってビデオ撮れないんだよなぁ……」
蓮「多分それやったら捕まるよ」
ホームビデオ担当の兄ちゃんは項垂れてるけど、それはそうだろって言わなかった俺を褒めて欲しい。
康「まぁまぁ、録画するんやから。な？」
ラ「そうだよ！あっ、そろそろ空きディスク無くなるって昨日大介くん言ってたよ」
辰「あいつは……自分で言えっての。今度ショッピングモール行ったら買おうな」
兄ちゃんは一瞬呆れた顔をしたけど、ちょっと楽しそうに言った。
俺も最近行けてないから行きたいな。
参考書とか、いつものショッピングモールに入ってるところは品揃えが良いし。
とりあえずみんなの予定を共有しているカレンダーアプリを開くと、再来週の月曜日なら月曜休みの照くんは当然休み。
他の人は仕事って書いてなければ休みの人と、予定がなければ自由に空けられる社長だから大丈夫かな。
亮「再来週の月曜日なら今のところ午後ならみんな休みじゃない？」
辰「そしたらそこで行くか。久しぶりにみんなで行こうぜ」
ラ「やったぁ！」
涼「分かった。空けとくね」
いつも休みが被らなくて2、3人で行くことが多いから俺も楽しみ。
朝ご飯を食べ終わると、康二くんがラウールを車に乗せると言って2人で用意を始めた。
俺をチラッと見た康二くんは心配そうに眉を下げて兄ちゃんの方に行った。
兄ちゃんに背中バシバシ叩かれてる。
ラウは俺の方に来ると、俺のほっぺをふにっと引っ張った。
ラ「亮ちゃん、もし怖くなっても俺らがいるからね」
亮「ありがとう」
ラ「ふふっ、亮ちゃんは笑ってるのが1番可愛いんだから！」
亮「ら、らう……」
あまりにもストレートにキラキラな笑顔で言ってのけるラウに、弟相手なのに顔が熱くなる。
康「ほな、亮ちゃん……って、えっ！？亮ちゃん顔赤いで！？熱！？」
亮「康二くん……ラウがかっこいい……」
ラ「キャハッ！褒められちゃった！」
康「なんやねん！んもう、可愛ええなぁ……」
康二くんにラウと2人まとめて抱きしめられて、なんだか擽ったい気分。
康「亮ちゃん！大好きやからな！」
亮「ふふっ、ありがとう。いってらっしゃい！2人も頑張ってね！」
康「おっしゃ！いってくるで！」
ラ「うん！いってきます！」
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ちぇろ(プロフ) - それぞれの想いを感じてうるうるしてます。更新ありがとうございました！ (2023年2月17日 6時) (
レス) id: 84d56b057b (このIDを非表示/違反報告)
ちぇろ(プロフ) - 久しぶりに読み返しにお邪魔しました。大好きなお話です。続きが読めたらうれしいです。 (2022年12月26日 11時) (レス) @page17 id: 84d56b057b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名岡颯貴
| 作成日時：2022年8月9日 22時
