検索窓
今日:2 hit、昨日:20 hit、合計:167,244 hit

51.インスタントコーヒー ページ14

Aside






部屋にあがらせたさとみくんを、とりあえずテーブルの席へと座らせる。






『えっとー…コーヒーでも飲む?』


「あー…うん、お願いします。」


『了解。砂糖とミルクは?』


「いや、いらない。」


『はいよ。ちょっと待っててね。』






食器棚からマグカップを2つ取り出し、両方のマグカップの中にインスタントコーヒーの素となる粉を入れ、さらにお湯を投入する。


自分のマグカップだけにミルクと角砂糖を2個ずつ入れて、後はお互いスプーンでかき混ぜれば…


はい、A特製のインスタントコーヒーが完成!


ほんと、インスタントって凄く便利だわ。






『はい、どうぞ。』


「ん、さんきゅ。」






砂糖とミルクが入っていないマグカップの方をさとみくんへ渡す。


さとみくんがマグカップに口をつけるのを確認し、私もマグカップを持ってさとみくんと向かい合う形でテーブルの席へと座った。






「うわ、にがっ…」


『そりゃあ、砂糖もミルクも入れてないからね。』


「うぇー…俺、甘党なんだけどなぁ…」


『それならそうとなんで砂糖もミルクもいらないって言ったのよ。』


「えー?カッコつけたい以外何もなくね?」


『いや、草w』


「どう?今の俺、かっこいいでしょ?」


『え?wあからさまに苦い顔をしている時点で、もうかっこよくはなくない?』


「うわ、Aってばひでぇwそこは空気読めよーw」






彼がケラケラ笑っているのを目にし、とりあえず一安心する。


良かった…とりあえずいつものさとみくんに戻ってる。


さとみくんはこうでなくっちゃね!


さて、いつものさとみくんに戻ったし、そろそろ本題にいってもいいよね?

52.落ち込んでた理由→←50.いつもと違う



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (326 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
754人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みゅあ〜ミカ〜(プロフ) - 宇宙人もどきさん» コメントありがとうございます!この垢ではもう活動しないので別垢でも応援してもらえればなと思います! (2022年2月14日 6時) (レス) id: 795bc7c0a4 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙人もどき(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも応援していますので、無理なさらない程度に頑張って下さいね! (2020年11月26日 16時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅあ〜ミカ〜(プロフ) - 夜莉さん» コメントありがとうございます!嬉しい限りです。 (2020年11月21日 23時) (レス) id: f362ea588a (このIDを非表示/違反報告)
夜莉 - 初めまして、夜莉(より)と言います!!感想なのですが、とても読みやすく、分かりやすくて大好きになりました!!更新、待ってます!! (2020年11月17日 20時) (レス) id: e1d2253633 (このIDを非表示/違反報告)
みゅあ〜ミカ〜(プロフ) - アクェッリアスさん» ありがとうございます(´;ω;`) (2020年11月1日 2時) (レス) id: f362ea588a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゅあ〜ミカ〜 | 作成日時:2020年3月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。