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双子の会話。 ページ3

侑稀side





「ごちそうさま!お待たせ絵麻ちゃん。」


絵「さ、早く学校に行こっか!右京さん行ってきます。」


「京兄行ってきます!」


右「気をつけて行ってらっしゃい。」





リビングを後にし、2人は学校へと向かった。





ーーー





キンコーンカーンコーン…





先「ほらチャイムなったぞー。席につけー。」





チャイムと同時にセンコーがやって来たので、席を座ろうとした瞬間。





ガラッ!





侑「はぁはぁ…すみません!遅れました!」





息を切らした侑介がやってきた。





先「侑介遅刻なー。ったく今月で何回目だ。進路が決まってくる大事な時期なんだぞ?気を抜いてどうする。」


侑「すんません。」





先生に軽く謝り、侑介は自分の席に着く。


そういえばなんか誰かいないなーと思ったら侑介か。


相変わらずのお寝坊さんだよね。


人の事言えないけど…


ってか侑介の存在すら忘れてた。





侑「おい、侑稀。なんで起こしてくれなかったんだよ。」





隣の席でぼそっと小声であたしに話かける。


侑介とは同じクラスでもあり、さらに席が隣である。


ちなみに絵麻ちゃんとも同じクラスだ。


良かったね、侑介。


ある意味奇跡だよね。





「ごめん、侑介の存在そのものが忘れてた。」


侑「はぁ?お前な…」


「まぁ、侑介がそもそも起きないのが悪いでしょ?」


侑「はぁ?お前が寝ている時いつも俺が起こしてあげるのに、俺が寝ている時はお前、起こしてくれないのかよ!?」


「ちょっバカ…!」


先「W朝日奈!うるさいぞ!」


侑介/侑稀「す、すみません…」





はぁ…侑介が大きな声出したせいでセンコーに叱られたじゃんか!


後でハンバーガー奢ってもらお。


様子を見てた絵麻ちゃんはくすくすと笑っていた。


クラスの子達も多少笑っていてあたしはだんだん顔が赤くなっていく。


くそー、侑介め!恥ずかしい思いさせやがって!


顔が赤くなってることにバレないようあたしは机に突っ伏したのであった。

孤独な感覚。→←私の家族。



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設定タグ:BROTHERSCONFLICT , ブラコン , アニメ   
作品ジャンル:恋愛
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水無月のぞみ - 何で名前変えられないんですか? (2021年9月22日 15時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこみるく | 作成日時:2019年8月19日 4時

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