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数十分前 ページ10

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翔平side







つい、数十分前の話。


山「なあ、翔平。特に意味もなく連れてきた。ごめん。」

『え?』


楽屋から少し進んだところで告げられたそれに驚いて聞き返してしまった。


山「いや、うん、ごめん、いっちゃんおもろすぎる。」

『…え何の話ですか?』

山「こっちの話。ほんといっちゃんは翔平のこと好きだなぁ。」


『そうなんですかね…笑』

山「はは、まあそうなるか。立ち話もあれやし、とりあえず自販機行こうか。」

『とりあえずですね。』


程なくしてとりあえず見つけた自販機で、やましょーさんは加糖のコーヒーのボタンを押した。


山「ん。」

『すみません、ありがとうございます。』

山「んま、せっかくだし大事な話でもしてみちゃうか。」

『さっきからどういうノリですかそれ。』


自販機で買った水をぐびっと一口飲んで、彼は喋りだす。


山「翔平。いっちゃんのこと、どうするつもりや?」

『いや言い方…どうするも何も、絶賛揺れ動いてますよ。受けた方がいいのか、断った方がいいのか。』

山「あれ、そうなの。受けるなんて選択肢あったんやな。断る一択だと思ってた。」

『なんでですか?』

山「あほやから。」

『酷すぎません?』



でも、彼の言うこともあながち間違いではない。

…現に俺は、この告白を断ろうと思っている。



山「でもどうせ受けるなんてほとんど考えとらんやろ。」

『期待したら、いつか傷つくんですよ。俺はこのままの関係がいいんです。それ以上は、求めません。』



それが俺の出した答えだった。


期待したら傷つく。
そう何度も言い聞かせてきて、今更迷いはない…なんて言ったら嘘になるけど。

何度も何度もアイツに揺れ動かされてきた。
何度も好きだって言ってしまいそうになった。

それが出来なかったのは、俺が臆病だったから。


ステージ上で踊る樹も、ちょっかいをかけてくる樹も、俺を抱きしめた樹も、いつだって遠くの存在に思えてしまって。
いつも隣にいたのに、気がついた時には俺もあいつも、たくさんのファンに支えられた芸能人だった。





山「それで、振るの?」

『…俺なんかより、樹はもっと幸せになれる相手がいますよ。』




山「相変わらずやなあ……悪いけど、俺はそんな理由で振られる樹が心底可哀想だわ。」









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間違った→←遠く


作者の呟き

リンクちゃんと貼れてなかったごめね


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設定キーワード:THERAMPAGE , 藤原樹 , BL   
作品ジャンル:恋愛
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白湯(プロフ) - トマトさん» ありがとうございます。完結まで行きつけたのは読者の皆様のおかげです…!本当にありがとうございました。明日辺り、しょへさんのお話をあげる予定ですので、楽しみにしていてください♪ (12月15日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!途中切なすぎて、本当に泣きました…このお話大好きです!!!山彰さん北人さん海青さんしょへいつのその後も全部気になります…お時間ありましたら書いていただけると嬉しいです!! (12月15日 19時) (レス) id: 30ecbafb1c (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - さーきーさん» ありがとうございます。色々書きます!完結できたのも読者様のおかげです。本当にありがとうございました。もう少し、お付き合い下さい。 (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - ゆあらむさん» ありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです、!続編、前向きに検討させていただきますね。その時はまたよろしくお願いします。笑 (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - Kerooさん» ありがとうございます!拙い文章にもお付き合いいただきありがとうございました!そう言って頂けると作者調子に乗ります…笑、お楽しみに♪ (12月13日 8時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白湯 | 作成日時:2020年10月18日 23時

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