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(続き)
何かしらの本を一冊は確実に読むことを日課としている。本が好き、というよりは文字の形が好き。同じ意味の語でも言語が違えばその形が全く違うというのが面白くて好きなのだそう。自室には和英辞典、和独辞典、和仏辞典、英英辞典など大量の辞典があり、そのどれもが付箋まみれになっている。色とりどりの付箋でわさわさになった辞典たちはまるで髪の毛がはえているようである。
過去：才人でもない一般人の両親のもとに生まれる。
教育場にて文字の魅力にとりつかれ、勉強にはまったく専念しない日々を送った。
毎日本ばかり読んでおり成績は下、文字に向けられる熱量は一切他のことに割かれることは無く、教師や周りの同級生からはほとほと呆れられていた。そのおかげで“読める”言語の数は同学年内で群を抜いており、統一言語へ訳す能力だけは後に才人となっていった学友にも、誰にも引けを取らなかったほどである。
まともに勉強もしなかったので統一テストの結果は散々、当然才人になれることなどなく、一般人として文字に関する記憶を消され、月に一度の薬を支給されるようになった。
初めは一般人と同じく文字に対する嫌悪感や吐き気を催していたが、ある日一枚の紙切れを拾う。そしてそれに書かれていた露し詩の一文を目にしたとき、文字に関する一部の記憶と魅力を思い出す。その時は薬の効果によって嘔吐してしまったが、自身の情熱を抑えきることが出来ずに薬を断つことを決心する。当時24歳であった。
連合の存在を知ったのはそれから数ヵ月後。自分で薬を断つことなど不可能だと悟った彼は25の夏に連合のメンバーとなることを決めた。それから22年間、連合の人間として活動している。薬は28歳の頃に完全に断つことが出来た。
55を超えたら連合を抜けて一般人として暮らすらしい。薬の服用を再開するかどうかは不明。
話し方例：
一人称：俺、おいちゃん
二人称：お前、あんた、貴方
「こら、貴教！ お前今日も無理に本読んで吐いたんだから、ちゃんと飯食え！ 嫌だじゃない、食うの！ ほら口開けろ、でないとまたねじ込むぞ！ ……よろしい。食ったら歯ぁ磨いてさっさと寝ろよ、吐いて体力使ってんだから」
「んー、俺か？ おいちゃんはなあ、かがやすのり、っていう名前なんだ。うん、「かが」が名字で、「やすのり」が名前。や、す、の、り。誰かのことを思いやって、安心させられるように、って意味なんだ。――いい名前だろ？」
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たま(プロフ) - 梟煌さん» 返信ありがとうございます。梟煌さんのボードにお伺いします。 (2020年7月11日 23時) (
レス) id: c513989284 (このIDを非表示/違反報告)
梟煌(プロフ) - たまさん» お声掛けありがとうございます。是非とも、関係を組ませて頂きたく思います。 (2020年7月11日 22時) (レス) id: 41d4a93ac5 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 失礼します。「叡智の門は開かれない-II-」にライリアーネル・シュレルストとして参加している者です。よろしければ関係を結ばせていただきたいです。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: c513989284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梟煌 | 作者ホームページ：Twitterには生息しています
作成日時：2020年5月29日 15時
