疑わないで ページ10
マリン「マリンも……Aちゃんがそんなことする人って思ってないから……ぐすっ……
ぶつかっただけかなって……っ思ったんだけど…！
"邪魔したんだから、あとはマリンがやって"って…
顔にほうきを投げてきたの……」
ロビン「…………」
ぐすぐすと嗚咽するマリンちゃんを、ロビンが優しく抱きしめる。
その様子に、何か嫌な感情が込み上げてきた。
…なんでその子に優しくするの？
私、嘘つかれてるんだよ。
濡れ衣を着せられてるのに。
ねぇ、ロビン……。
目の前の光景を唖然と突っ立って見つめていると、サンジがマリンちゃんの方に近寄った。
サンジ「…！赤く腫れてるじゃないか！！大丈夫かい？…すぐチョッパーを呼んでくるから」
顔にほうきを投げられた、というマリンちゃんに
怪我はないか確認したようだ。
ロビン「それなら私が。おいでマリン、チョッパーの所へ行きましょう」
マリン「……うん…」
ロビンはマリンちゃんの肩を抱き寄せて倉庫を出ていった。
去り際にみたマリンちゃんの口元が、少し弧を描いているように見えたのは
気のせいだろうか。
サンジ「………
……あのさ、Aちゃん…」
マリンちゃんの天使と悪魔の顔に
訳が分からずぼーっと扉を見つめていると
サンジに声をかけられた。
私「……！！わたし…」
サンジ「あァ、大丈夫だ。
おれもロビンちゃんもわかってる。Aちゃんはそんな事しない」
疑われているんじゃないか、嫌われたんじゃないかと恐ろしい不安に駆られて
泣きそうになったけれど
サンジの言葉に少し安心した。
しかし……
___『マリン！！おまえどうしたんだよ、そのおでこ！！』
『なにィ！？Aにやられた〜！？ 』
『痛そうだ…！！すぐ治してやるからな！』
_____倉庫の外から、ルフィ達の驚いている声が聞こえてきた。
私「あ……」
ショックで、抑えていた感情が涙となって溢れ出す。
……なぜ、私がこんな目に？
サンジ「…！！大丈夫だ！！誰も疑ってなんかないさ、本当に大丈夫だから……」
私「…っだって……わたし、やってないよ……
なんにもしてないのに……」
ようやく絞り出した言葉に、サンジは深く頷いて
"あァ、わかってる"と頭を撫でる。
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初心者です！ - あったあったダイナマイト！マリンに投げてこよ (11月26日 8時) (
レス) id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新どっかに落っこちてぇかなぁ。 (7月15日 22時) (レス) @page23 id: 71597d68ff (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - るしゃんしゃんピーナッツさん» コメントありがとうございます！！沢山読んでいただけて嬉しいです…！！(感激)超不定期更新ですが何卒よろしくお願いいたします…！！ (2023年3月24日 0時) (レス) id: 246b1a9deb (このIDを非表示/違反報告)
るしゃんしゃんピーナッツ(プロフ) - 更新ありがとうございます！昨日見始めましたけど全部見させていただきました！どれも楽しんで読ませていただいております(*^^*) (2023年3月23日 19時) (レス) id: 7bc9f0a3bc (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - ヒナさん» ヒナ様、いつもありがとうございます♡まだ読んでくださる方がいるのが凄く嬉しいです…！他作品諸共ゆっくりですが更新していこうかなと思っていますので、引き続き楽しみにしていただけたら幸いです❁⃘ (2023年2月28日 21時) (レス) id: 069408cbcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼくのなつやすみ | 作成日時：2022年9月24日 7時
