一味会議 2 ページ14
マリン「私のせいで、怒らせちゃったんだよね？ごめんね？」
瞳を潤ませながら、全身で被害者をアピールしてこちらを見てくるマリンちゃん。
これじゃあ、誰がどう見ても私が悪者だ。
ナミ「…それで、Aはやったの？」
ナミがこちらに視線を向ける。
もちろん疑っている訳ではなく、全員が集まるこの場で
再度事実確認をする為の質問であることはわかっている。
私「やってないよ」
マリン「……！」
ウソップ「だろうな〜…」
きっぱりと事実を告げると、マリンちゃんの顔が一瞬歪んだ。
ナミ「…じゃあもう1回聞くわね。マリンは確かにAに殴られたのよね？」
マリン「だから、そうだよ…！？」
心做しか、焦ったようにそう答えるマリンちゃんを、「本当なのか…？」とチョッパーが不安そうに見上げた。
マリン「本当だって！！
Aちゃん、なんで嘘つくの…？」
私「ついてないけど…」
彼女はどうしても、私を悪者に仕立て上げたいようだ。
でも、私の目的はマリンちゃんと心から
"仲間"と言い合える関係になることであって
濡れ衣を着せられることではない。
ナミ「これじゃ埒が明かないわね…」
証拠のない論争に、ナミがため息をつく。
そのとき、暇そうに話を聞いていたルフィが声を上げた。
ルフィ「なんで嘘ついてんだ、お前？」
マリン「……え？」
ひくっとマリンちゃんの顔が引き攣る。
船長の声で、一気に全員の視線がマリンちゃんへと向けられた。
ルフィ「Aはそんなことしねェって、マリンもわかってんだろ？」
マリン「…な、なにいってるの？ルフィ」
引き攣った笑みを浮かべるマリンちゃんを
ルフィが見透かすような目でじっと見つめる。
彼女は数秒、言葉に詰まるも
皆の視線に気付くとハッとして慌て出した。
マリン「………マ、マリンは被害者だよ？嘘なんてついてない…！なんで信じてくれないの？！
"船長のくせに"、Aちゃんだけ庇うなんて__」
_______ダン！！！！
マリンちゃんがルフィを責めた途端、テーブルが大きな音を鳴らして揺れた。
音の出た方へ視線を向けると、マリンちゃんの顔がみるみる内に青ざめていく。
ゾロ「テメェ…いい加減にしやがれ！！」
ブルック「ゾ、ゾロさん！落ち着いてください！」
それまで黙って話を聞いていたゾロが
今までに見たことのない形相でマリンに怒鳴りだしたのだ。
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初心者です！ - あったあったダイナマイト！マリンに投げてこよ (11月26日 8時) (
レス) id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新どっかに落っこちてぇかなぁ。 (7月15日 22時) (レス) @page23 id: 71597d68ff (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - るしゃんしゃんピーナッツさん» コメントありがとうございます！！沢山読んでいただけて嬉しいです…！！(感激)超不定期更新ですが何卒よろしくお願いいたします…！！ (2023年3月24日 0時) (レス) id: 246b1a9deb (このIDを非表示/違反報告)
るしゃんしゃんピーナッツ(プロフ) - 更新ありがとうございます！昨日見始めましたけど全部見させていただきました！どれも楽しんで読ませていただいております(*^^*) (2023年3月23日 19時) (レス) id: 7bc9f0a3bc (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - ヒナさん» ヒナ様、いつもありがとうございます♡まだ読んでくださる方がいるのが凄く嬉しいです…！他作品諸共ゆっくりですが更新していこうかなと思っていますので、引き続き楽しみにしていただけたら幸いです❁⃘ (2023年2月28日 21時) (レス) id: 069408cbcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼくのなつやすみ | 作成日時：2022年9月24日 7時
