一味会議 ページ13
私「……ううん、やっぱり、私の口からは言わない」
悩んだけれど、きっとこれは
私から伝えるべきではない。
ナミ「……そう。Aがそう言うなら……わかったわ」
私の言いたいことを察してくれたのか、ナミが深く頷く。
ほかの皆も同様、もうこれ以上は深く追求してこなかった。
サンジ「さて………後はマリンちゃんにも話を聞いてみないとだな」
私「うん…」
サンジの言葉を聞いて、不安がちり積もる。
……彼女は、なにを話すだろうか。
−−−−−−−−−−−
ナミ「よし、みんな集まったわね？」
パン、とナミが手を叩いた。
皆、テーブルを囲むようにして
椅子やソファに並んで座っている。
ルフィ「おう！！…で、なにすんだ？」
1人だけ状況を理解していないルフィの頭を
ウソップがビシッと平手打ちした。
ウソップ「ホントに人の話聞かねェな！？
___だから、"会議"だろ？"一味会議"！！」
マリン「………」
ルフィ「会議〜？？」
____マリンが治療をしている間、倉庫での1件を聞いていないゾロやブルック、フランキー達を集めて
ナミと私を中心に話をした。
結果、「曖昧なままにしていたら船の空気が悪くなる」ということで
こうやってみんなで集まって、家族会議ならぬ一味会議を執り行うことが決定したのだ。
額に包帯を薄く巻いた当の本人は、先程から黙って俯いている。
ナミ「……それじゃあ…
…早速だけど、マリン！」
マリン「………」
ナミ「あなたは確かに、Aに頭を殴られたのね？」
ナミにそう問いつめられると、
マリンは勢いよく顔を上げて、瞳を潤ませる。
マリン「……っそうなの！私、Aちゃんに殴られて…！」
怖かった、と怯えたような素振りをするマリン。
普通なら守ってあげたくなるようなその弱々しさも
今ではただひたすらに疑問で仕方がない。
彼女は一体何がしたいのか。
なぜ、私を貶めるようなことをしたのか。
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初心者です！ - あったあったダイナマイト！マリンに投げてこよ (11月26日 8時) (
レス) id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新どっかに落っこちてぇかなぁ。 (7月15日 22時) (レス) @page23 id: 71597d68ff (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - るしゃんしゃんピーナッツさん» コメントありがとうございます！！沢山読んでいただけて嬉しいです…！！(感激)超不定期更新ですが何卒よろしくお願いいたします…！！ (2023年3月24日 0時) (レス) id: 246b1a9deb (このIDを非表示/違反報告)
るしゃんしゃんピーナッツ(プロフ) - 更新ありがとうございます！昨日見始めましたけど全部見させていただきました！どれも楽しんで読ませていただいております(*^^*) (2023年3月23日 19時) (レス) id: 7bc9f0a3bc (このIDを非表示/違反報告)
ぼくのなつやすみ(プロフ) - ヒナさん» ヒナ様、いつもありがとうございます♡まだ読んでくださる方がいるのが凄く嬉しいです…！他作品諸共ゆっくりですが更新していこうかなと思っていますので、引き続き楽しみにしていただけたら幸いです❁⃘ (2023年2月28日 21時) (レス) id: 069408cbcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼくのなつやすみ | 作成日時：2022年9月24日 7時
