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第54話 ページ9

快斗(怪盗キッド)side


蘭とともにプールから出て別れたあと名探偵と話しているAの姿を見つけた


快「悪いA待たせたか?」
A「全然!早く行こう!」
快「お、おう」


さっきの表情は消え、どこか吹っ切れたような笑顔だった。


コ「キッド」
快「なんだ?」
コ「…おめぇAのこと好きだろ?それもずっと前から」
快「!?オレ…そんなにわかりやすいか?」


爆弾発言に得意であるはずのポーカーフェイスを崩してしまった



コナンside___

お得意のポーカーフェイスはどうしたんだ…

キッドの背中を押すのは非常に癪に障るが、いつも協力してくれるAのためだと思えば…


コ「(じれったいな…)」
コ「さっきイケメンな日本人に声かけられてたぞ」
快「は?」


ウソだけど


コ「それと、学校でも告白で呼び出されてた」


こっちはホント


コ「取られたくないならさっさと行動するんだな」


そう言って遠くのほうにいる蘭と園子たちの方へ走った。


快「フッ ビクビクするのはオレらしくないな…伝えよう、Aに」



Aside___

先にプールに入り待っていると素の姿の快斗が入ってきた。


A「遅いよ〜てか大丈夫なの?その姿でいて…」
快「ああ、問題ねぇよ」
A「そう?にしてもホント綺麗だね」


何気ない会話をしつつ、いつ行動するか考える。


快「…A。嫌だったら殴ってくれてもいい」
A「え?」


いつもと違うトーンで急に言われ戸惑っていると後ろから抱きしめられた。


A「え、」
快「好きだ。幼稚園の頃からずっと」


耳元での突然の告白
そして両想いであることに驚きを隠せず、思わず声を震わせながら言った。


A「…本当?」
快「ああ、だから素の姿で今いる」


確認しなくても分かってた
快斗は絶対に相手を傷つけるウソはつかないこと知ってるから

嬉しさで零れた涙が1粒、また1粒と快斗の腕に落ちる


快「え、あ、悪いそんなに嫌だったか?」


腕に当たった涙を悪い意味で捉えた快斗が慌てて離れようとする。


A「違うっ違うの…!嬉しくて」


今離れたらいけない気がして快斗の腕を掴みギュッと抱きしめた
速まる心拍を感じながら自然と口を開いた


A「私も…私も幼稚園の頃から、好きです」

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美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きですこの映画の主題歌を大好きな三代目の臣君が歌ってたので3回も見ました (2019年7月8日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - ゆるグラさん» 『嬉しい』という言葉が聞けて絶賛感動中です!(´;ω;`)ありがとうございます!更新できる話数が日によって違いますが、楽しく読んでいただけるように無い文才を精一杯振り絞って頑張ります!(笑) (2019年6月14日 23時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるグラ(プロフ) - 毎日更新お疲れ様です(^^)いつも楽しみに拝見してます、この映画見て夢小説見たいなって思ってたので凄い嬉しいです! (2019年6月14日 20時) (レス) id: d14736e980 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - るるおさん» ありがとうございます!更新頑張ります!これから作る劇場版名探偵コナンの作品も見てくれたらな〜なんて(笑) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8f2c85a437 (このIDを非表示/違反報告)
るるお - めちゃ私の好みです!毎日楽しみにしてます! (2019年6月12日 17時) (レス) id: 595ef07877 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月9日 23時

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