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第38話 ページ39

ボックスの中に入っていたのは、ガラスケースに収められた青い宝石が埋め込まれたチャンピオンベルトだった。


レ「これが『紺青の拳』と呼ばれる宝石です」
小「大きなブルーサファイアですなぁ」
A「…快斗の目みたいに綺麗だね」
快「え…?あ、そそ、そうか?」



快斗side___

A「…快斗の目みたいに綺麗だね」
快「え…?あ、そそ、そうか?」


Aが急にそんなことを言ったもんだからオレはつい反応してしまった。
期待させるようなこと言わないでくれよ…



Aside___

蘭「見える?アーサーくん」
新「うん!ありがとう!」


目の前でイチャイチャしないでほしいんだけど…。
と、いっても蘭ちゃんは新一のことをアーサー・ヒライだと思ってるからな〜


小「ここにある限り、キッドでも手出しはできんでしょうなぁ」
レ「それがそうもいかないのですよ」


レオンさんが肩をすくめながら言った。


レ「明日からの空手トーナメントの開催中は会場にベルトを展示する決まりになっていましてね。
大会期間中は会場の金庫に保管することになっているのですよ。厳重な警備体制を敷きますが、ここよりは劣る」


レオンさんが説明する中、快斗は宝石を覗き込みながらポケットから蛍光ペンのようなものでボックスに線をつけた。


A「(ブラックライトで照らすやつか)」

ジョ「《試合会場の警備も…》」
レ「《はい。我が社が責任を持って》」
ジョ「《宝石になにかあれば君は巨額の賠償金を支払う羽目になるからね》」


ホッホッホッと笑いながら出ていく。
すると快斗がレオンさんに近づいていった。


快「警備体制がここより劣るとおっしゃいましたが、つまりキッドはブルーサファイアが会場に移されるのを待っている…とお考えなんですね?」
レ「そのとおり。ここを狙うのはリスクが高すぎる」
快「ですね」

快「僕も微力ながら宝石の警護に協力させてください」
レ「ありがとう、あぁよかったら君も一緒に手伝ってくれないか?」
A「わ、私!?どうして…」
レ「予告状が届いた日から怪盗キッドに関する記事を漁っていたんだ、そしたら君の姿があってね、『キッドの変装を見破る女子高生』…。是非協力してほしい」
A「大袈裟に書かれてるだけですよ!…まぁ私でよければ」
レ「ありがとう」


一連の流れを新一は険しい目で見ていた。

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蝶ネクタイ型変声期

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ベルモット - キャラクターのセリフや夢主人公と怪盗キット関係性も好みでした。紺青の拳映画館で見た時は、作画が綺麗で嬉しかったですね。園子とまことさんの恋愛とかも。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。公式小説をお読みになっている方ですか?文章が細かく、説明文も分かりやすかったです。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きです (2019年7月8日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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