… ページ34
足裏からふくらはぎ、太ももへゆっくりとマッサージしてくれる。
『あ〜、気持ちいい〜』
「部活でマッサージしてたから得意だよ。結構浮腫んでるね。辛いでしょ？」
『うん、よくパンパンになるんだよね……んっ……』
ふくらはぎは第二の心臓って言われるだけあるね。
マッサージしてもらってすぐくらいに身体がポカポカしてきてる。
「今日は多分肝試しで変に力入ったりするから、きっとまた張るよ」
その言葉を聞いて私はこの旅の本来の目的を思い出し、バっと起き上がった。
「ごめん、痛かった？」
『ううん…肝試し…忘れてた…』
「無理そう？」
『無理かどうかって聞かれたら無理…でもやらなくちゃね』
「僕が付いててあげる」
優しくニコっと笑うりょう君に、胸がドキドキし始めた。
『でもさ、私が肝試しに参加しても映せんくない？』
「あれ、てつやから何も聞いてない？」
『何も…』
「ホントてつやは何も話しとらんのだな」
りょう君はてっちゃんに電話を掛け、1言2言話すと電話を切った。
そしてしばらくして部屋にてっちゃんと虫君がやって来た。
り「てつや、流石に何も話さなすぎ」
て「ごめん、結構バタバタで」
なんだろ…何を話されるんだろ…
不安しかない私に、虫君が「そんな怖い話じゃないから大丈夫だよ」って言ってくれるけど気が気じゃない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷに♪(プロフ) - なぽりさん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(*p_q*) (2019年4月8日 1時) (
レス) id: 8f5330da01 (このIDを非表示/違反報告)
なぽり - 最高すぎます(；▽；)(；▽；)神作品をありがとうございます!!!!!!!! (2019年4月8日 0時) (レス) id: 9d7d416135 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷに♪ | 作成日時：2019年4月5日 23時
