… ページ2
『りょう君あっちで何してるんだろ？』
少し前に撮影部屋に行ったっきり戻って来てなかったから気になってはいたんだよね。
「分からんけど、りょうが撮影以外で撮影部屋に行くのは珍しいよ」
『そうなの？』
「うん。大体暇な時はここにおるもんね。拗ねたかな」
『拗ねた？』
「分からんけどね」
拗ねる事なんてあったっけ？
りょう君が去ってから30分位経った頃、買い出し班が帰宅した。
て「A〜お待たせ」
『おかえり。買えた？』
て「バッチリ〜」
親指を立ててドヤ顔をしてくるてっちゃん。
なんかあの日から数ヶ月でこんな仲良くなれるなんて不思議だな。
メンバー全員に受け入れてもらえてる(…と思う)し、なんか幸せ。
と「Aキモ」
『え？』
と「でれニヤニヤしとるやん」
やだ、そんなニヤニヤしてたのかな。
頬をペチペチとしながらも幸せを噛み締めた。
て「ところでりょうは？」
し「んー撮影部屋かな」
虫「何かあった？」
し「あったような、なかったような…？」
虫「A、何か知ってる？」
『私は何も分かんない。ごめんね』
虫君が足早に撮影部屋に入って行き、少ししてりょう君と一緒に部屋から出てきた。
虫「よし、撮影始めようか。Aは少し待っててね」
『うん、いってらっしゃい』
みんなに手を振り見送った後、ソファに腰掛けた。
スマホを開いてTwitterを見てたら、りょう君がちょっと意味ありげなツイートをしてるのを見つけた。
【なに？なんで？なんで俺じゃない？】
フォロワーさん達も意味が分からず心配する声が多かった。
時間的にはちょうど撮影部屋にいた時間…
あ、みんなが買い出しに行ってたから自分も行きたかった…とかじゃないよね？
もしそれだとしたら可愛すぎる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷに♪(プロフ) - なぽりさん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(*p_q*) (2019年4月8日 1時) (
レス) id: 8f5330da01 (このIDを非表示/違反報告)
なぽり - 最高すぎます(；▽；)(；▽；)神作品をありがとうございます!!!!!!!! (2019年4月8日 0時) (レス) id: 9d7d416135 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷに♪ | 作成日時：2019年4月5日 23時
