blue ページ13
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海side
「お、お邪魔します…っ」
何度も来てるはずなのに緊張に満ちるA。
海「で、どしたの」
「あ、いやっ」
うつむくAはなにか大事なことを隠しているようにしか見えない。
それにいちいち無償に燃える何かの感情に追われる。
海「え、なに、もしかしてくさかｯ」
「会いたいって思っちゃった、からかなっ、」
急に声をはって俺の冗談じみた話をもみ消すように被せた。
海「…ひきつった笑顔なんか全く似合ってないよ。」
そっとこわばった頬に手を添える。
海「なにがあったの。教えて」
自然と俺の眉間の皺も深くなってしまう。
「あ、たし…っ」
彼女のしゃくり上がるキーの高い声は涙と共に次々と溢れてくる。
今のAは全てのもの何もかもが緑に染まったように見えてしまう。
なんでだよ…俺のじゃん……、
「あたしｯ、やっぱり海を幸せになんてｯ出来っこないの…ｯ」
弱気な俺たちはもうこの先の結末を知っているのかもしれないね。
なのに例え叶うことのない願いもそんな無惨に終わらせるなんて俺には選べない。
ただ、それが俺だけの決意だったとしてもAはどう思ってるかでさえ俺らの関係は途切れる。
もうその時が見えているような気がして、
「ごめんな、さい…っもうおわらせｯんんｯ、」
怖くて怖くて怖くて、。
無理矢理、キスで言葉を紡がせた。
どうにかAを繋ぎ止めたくて、
とっさに俺は甘く、そして焦りながらAの唇を何度も味わう。
漏れるAの吐息はどんどん激しくなりゆくばかり。
海「やだっ…俺は絶対に無理…っ！」
俺はAがおもうより強くない。
全くかっこよくもない。
君の理想を追いかけてただけ。
情けない俺を見つけてそっと包み込んでくれたのは
そう、
Aだけ、。
だから、淡い感情がAを笑顔にさせたい幸せにしたい、。そう思えた。
既にソファーの上でましてや照明に照らされはっきりと輪郭を魅せるAの ｶﾗﾀﾞ。
肌身にはもうなにもない。
「はあっあｯ、まってっ、やっぁん」
ベッドまで連れてゆき再び愛撫を始める。
そしていつの間にか外れていた
いや、自りらはずしたんだろう。
きらびやかな輝きを持つシルバーのリング。
なんでなんで、、、、。
終わりにするんじゃないの…？
なんで、そこまでいつも通りにAをだけようとできてるんだよ、、。
そうだ、。
今夜もリングを外し
青の直前に緑から純白に戻ってしまった、_____。
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ネオンガール(プロフ) - 小笠原 ﾅﾕさん» わぁぁぁありがとうございます！こないだログインしたので、お気に入りさせていただきます(^^)/更新頑張ってくださいね！ (2017年10月7日 21時) (
レス) id: eac264aa47 (このIDを非表示/違反報告)
小笠原 ﾅﾕ(プロフ) - ネオンガール@草村好きさん» ありがとうございます！！なかなか時間がなく書けていないのでほんとうに申し訳ないです、。しっかり書いていきますので、愛読よろしくおねがいします！！あと、お時間がありましたら、短編集のほうも読んでみてください！たくちゃんとかいくん多めです(笑) (2017年9月30日 9時) (レス) id: 0e767bef8d (このIDを非表示/違反報告)
ネオンガール@草村好き - めっちゃキュンキュンします！拓弥と海大好きなので、こういうお話大好きです！更新待ってます！ (2017年9月20日 19時) (レス) id: eac264aa47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小笠原 | 作成日時：2017年9月11日 9時
