41話 さーにゃ ページ3
さーにゃです。何やかんや初の私担当になりました。小説を書いた経験はそこそこ程度ですので、温かい目で見てください。
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楽羅side
友那「さて、また誰か来たりするかな？」
友那がキョロキョロしながら言う
涼羅「何かはしゃいでるようにしか見えない……」
涼羅が少し呆れながら言った時
パシャ、パシャ
後ろからカメラの音が聞こえた
2人は驚き、後ろを振り向く
？「あややや、バレちゃいましたか」
友那「そりゃバレるよ。カメラの音大きかったし。盗撮？やめてよ。と言うか誰？」
友那はムッとしてカメラを持つ女に強く言った
剣幕に驚いたらしく、女は背中に広がっている羽根を少し縮めた
文「う、ごめんなさいぃ……私は射命丸文(しゃめいまるあや)です。種族は鴉天狗。文文。新聞の記者をやっていまして、見覚えがない人がいたのでつい撮っちゃって」
涼羅「へー、新聞記者さん。それでカメラ持ってるのか」
涼羅は納得したように腕を組んで頷く
文「そうなんです。いつ何時スクープがあっても見逃さないようにね」
？「全く、何呑気に写真撮ってんだか」
文の隣に、ピンク髪の女性が現れた
友那「貴方は？」
友那が警戒しながら問いかける
華扇「私は茨木華扇(いばらきかせん)。仙人よ。色々あって、こいつと一緒にいるの。全く、こいつといると説教したくてたまらないけど、今はそんな場合じゃないわね」
涼羅「じゃあ、今度は貴方なんですね？」
華扇「えぇ。その通り。確か、涼羅よね？聞いているわ」
涼羅「ああそうだよ。じゃあ行かせてもらう」
文・華扇「「来なさい！」」
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