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仲良くしてくれた男の子も、
一緒に帰った男の子も、
手を繋いだ男の子も、
好きだと伝えた男の子も、
好きと言ってくれた男の子も、
初めては全部、実の兄…。
だけど、
「っ、」
ゆっくり、啄ばまれるように、下唇を挟まれれば、
その変な感覚に、溶けそうになる……。
前が見えない中、手探りで龍也にしがみつく。
「ふ、」
柔らかいキスに、理性が麻痺して、
頭がクラクラになりそうな頃、ようやく、離れてくれた……。
「声出しちゃダメだよ」
「…、」
小声で、頭を撫でられる。
これ以上したら気絶してしまいそうなくらい、刺激的なキスだった。
「……大丈夫？」
心配そうなその視線は、私を名残惜しい気分にさせる、何とも危険な誘惑で。
「……明日またしてもいい？」
龍也の甘い囁きに、
勇気を出して目の前のシャツをきゅっと握った。
「……うん。明日もして」
自らねだった私に、
「………うん」
龍也の静かな声が余韻のように降り注いだ。
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はるか(プロフ) - 読ませていただきました。切なくて、どきどきして、胸がいっぱいになるお話でした！優しいし龍也おにいちゃんすごくすきです！素敵な作品をありがとうございましたっ (2019年7月28日 4時) (
レス) id: 2fad28cd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2018年9月14日 20時
