今日:8 hit、昨日:39 hit、合計:213,007 hit
小｜中｜大
1 ページ1
「……遅いよ」
いつも朝一緒に学校へ行ってくれる。
「…お待たせ」
「うん、ほら」
もう高3なのに当たり前に繋いでくれる。
「……」
会話はあまりない。
お互い口下手だから。
気心知れてる私には自然のままでいてくれる。
自分だけの世界を持っている龍也が私は大好きだ。
「……今日部活遅いの？」
ようやく話題を振ってくれたかと思えば、送り迎えについての確認。
「今日は休み。だけど綾香と買い物に行く」
「そ、」
「龍也は？」
「俺は普通に部活」
「じゃあ帰るの別々だね……」
さみしいな、なんて思ってしまう。
友達と遊びに行くのは自分なのに。
「……」
それに対して龍也は何とも言ってこない。
正直龍也はどう思ってる？
なんて気になってしまう。
元々は妹なのに、こんな感情でいっぱいなんてどうしようもない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 695人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はるか(プロフ) - 読ませていただきました。切なくて、どきどきして、胸がいっぱいになるお話でした！優しいし龍也おにいちゃんすごくすきです！素敵な作品をありがとうございましたっ (2019年7月28日 4時) (
レス) id: 2fad28cd3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2018年9月14日 20時
