【ヤンデレ 種類 】 検索 2

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親指で喉仏を押せば ヒュッ と息の詰まる音が聞こえる。

爪を立てるように少し強めに押す、だけど抵抗するそぶりすら見せない瀬見を見て思わずニヤけた。



「抵抗、しないの？」

「げほッ………っは、した事、ねぇだろ」

「ふふ、確かに」



首を絞めようが腹を蹴ろうが頬を叩こうが彼は抵抗したことがない。

ただ、指だけは気をつけている。

セッターをやっている彼の指は私にとっても大切なものだったから……



「そういえば、前の痣消えた？」

「あぁ、まだ残ってる」



彼のワイシャツのボタンに手をかけて一つ一つと外していけば、綺麗な体が露わになる。

白い肌に映える紫色の痣は私がつけたものだった。


……ちょっと強めに蹴っただけ。


肋に残る、私なりの愛。



「あー、やりすぎた？」

「んな心配いらねぇよ。むしろ……」

「むしろ？」



その言葉の後は聞かなくてもわかる。

ふ、と笑い痣を撫でると頬に手を当てられた。

その手に指を絡めて口元へと寄せ、白い腕にそのままガブリと歯を立てる。

容赦なく、深く突き刺さるくらいの勢いで。


痛がる姿もいいものだ。

それに彼にとってこれが幸せなのだから……


だってほら



「ね、瀬見。すきだよ」

「……好きじゃたりねぇ、




愛してる、だろ？ 」



・



苦痛型ヤンデレ

好きな子や大切な人など、対象者に苦痛を与えられることを幸せとする

痛みは精神的、肉体的どちらでもいいらしい……

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