8人目のバイト！？① (ページ2)

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そう決意してから数日、
いろんなサイトを行ったり来たりしては、バイト先の情報を集めた。

大学は都内にあるから、都内のバイトでもいいんだけど、やっぱ帰り大変だから地元にしといた方がいいのかなぁ…
でもなぁ…地元にしたら、近いからって夜遅くまで働かされそうだしなぁ…

接客業はクレーマーとか大変そうだし、体力ないから力仕事もダメだし、パソコンも使えないから事務作業もできないしなぁ…

と、まあこんな感じで、全くと言ってバイト先が決まらない。
候補すら出ない。笑

「はぁ～…どうしよ、ほんとに…」

「どしたの、そんなため息ついちゃって笑」

学食で大きくため息をついた私に話しかけてきたのは、大学内で1番仲の良いもっちゃんこと、上杉ももかだった。

「もっちゃ～ん！ちょうどいい所に来た！」

も「え、なに、どしたの笑」

「実はさぁ…」

私は、バイト先を探していることと、それに至るまでの経緯をもっちゃんに話した。

も「なるほどねぇ～ついにあんたも、独り立ちしたい時が来たのねぇ～」

なぜかもっちゃんはニヤニヤしながら、お昼ご飯のうどんをすすった。

「ねー、ほんとにどうしよう～
やっぱどれか妥協しなきゃダメなのかなぁ…」

も「う～ん、なんか好きなことに関連した仕事とか探してみれば？」

「好きなこと？」

も「うん、私はお菓子作るの好きだから、今カフェでバイトしてるもん。」

「なるほど、好きなことかぁ…」

も「でも、Aの好きなことって言ったら…」

「やっぱ、福山さまですかねぇ♡」

も「…だよね(汗」