７人の特急列車と一般人な私。 (ページ32)

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打ち上げ開始から２時間も経つと

1「A－全然飲んでへんやんかぁ」

6「A！もっと飲もうぜ！」

5「らめぇ、Aは俺のだからぁ！」

両隣はかなり酔っていた。

2「A、大丈夫？」

『う…ちょっと私も飲みすぎたみたいだから
外の風にあたってくるね』

3「おう、ほらユーキ。お前弱いんだから」

5「あーーーA－－どこ行くのぉ！？」

4「あーもう、うるせー！！！」

3「あれ、そういやタカシは？」

2「トイレじゃね？」

酔っ払いのスタッフたちにも絡まれながら
やっとのことで外まで出てきた。

そこには、先約がいたようで。
外のベンチに座っていたのは、

7「あら、A？どないしたん？」

『タカシ！そういえばいなかったね！
何してんの？』

7「ちょっと酔ったから、風にあたりたいなー
ってでてきたんやで。Aは？」

『私も同じ！隣座ってもいい？』

7「あ、ちょっと待ってな」

服の袖でベンチをササっと
拭いてくれた。

7「はい、座ってええで！」

『そんなことしたら汚れるよ？』

7「けど、そんなことせぇへんやったら
Aの服が汚れるやろ？」

『ふふ、ありがと！
タカシは優しいねぇ～』

7「なんなん、照れるやん///」