590話 ページ16
優佳「嶺ちゃんがお兄ちゃんだったら毎日飽きないね♪それに…本当に嶺ちゃんがお兄ちゃんだったらうちはこんな思いしなかったのかな…」
翠「優佳…」
嶺二「優ちゃん」
優佳「ぁ、ごめんなさい、何でもないです」
嶺二「何でもなくないでしょ?」
優佳「嶺ちゃん?」
嶺二「辛いなら我慢しなくても良いんだよ?ここにいる皆優ちゃんと触れあって優ちゃんの事大事に思ってるんだから」
春歌「そうだよ優佳ちゃん!私は優佳ちゃんと沢山話して沢山辛い思いして、我慢してきたことわかるよ、だから私は大事にしたいって思ってるよ」
他の皆も頷き…
優佳「みんな…春、ちゃん…」
春歌「初めて名前で呼んでくれたね♪優ちゃん!」
優佳「っ!…ありがとうみんな……嶺ちゃん、いつもと違くてビックリしたけどうちの事大事だって言ってくれてっ、ありがと…凄く嬉しかった…っ…うちっ、初めて今日まで生きてきて良かったってっ…思えたよっ…」
静かに涙を流しながら微笑む優佳を両隣にいる嶺二と春歌が優しく抱きしめた
それを遠くから見てた私とカミュは…
(人2)「やっぱり私だけじゃダメだったんだ……」
そう囁きながらみんなに顔が見えないように背を向けて…
(人2)「情けないなぁ……私いつも皆に支えられてるのにそんな大事な事に気づかないなんて…」
カミュ「そんなことはない、それだけ(人2)に余裕がなかったと言うことだろう」
(人2)「……そうね、私は難しく考えすぎていたのかもね、優佳の為に私が何をできるか、ってね」
カミュ「そうか…」
(人2)「中に戻りましょう」
カミュ「あぁ」
そして
(人2)「優佳…」
優佳「……私こう思うことにした、私の病気は皆に会う為、私が辛い思いを我慢してきたのは皆と笑って居られるようにする為だったんだって」
(人2)「そう…」
優佳「ありがとう(人2)さん、私をっ…見つけてくれて、受け入れてくれてっ、家族にしてくれてっ…っお姉ちゃんになってくれてありがとうっ!」
(人2)「っ!」
ギュッ
(人2)「私こそ…家族になってくれて、妹になってくれてありがとう…これから大変な事が沢山あると思う、だから困ったことがあったらいつでも頼ってね」
優佳「うん、ありがとう…お姉ちゃん」
そんな私たちを皆暖かく見守ってくれた
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瑠美 - Sayaさん» いよいよ、うたぷりアワードかを、スタートしますわ。底で、奇跡の、ハモーニは、起きるのかな?(´・ω・`)?楽しみですわ。早く、うたぷりアワードお話(物語)編、読みたいです。(σ≧▽≦)σ(o≧▽゜)o (2015年9月29日 16時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
智捺(プロフ) - お姉ちゃん、色々と変になってるよw (2015年8月22日 20時) (レス) id: d973aad0c8 (このIDを非表示/違反報告)
智捺(プロフ) - お姉ちゃん、「イエナイモ」になってるよー!「イエナニモ」じゃないの? (2015年8月20日 0時) (レス) id: d973aad0c8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - うたプリアワード、無事に終われる事を、願っていますわ。早く、オリジナルストーリが、読みたいです。♪(o・ω・)ノ))♪Ю―(^▽^o) ♪まち、同士♪ (2015年8月12日 21時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - 瑠美さん» ありがとうございます!話はうたプリアワードが終わったらオチに向かってオリジナルストーリー作ろうかな思ってるのでどれくらい続くのかはまだ未定(^-^;大好きだなんでありがとうございます!とっても嬉しいです!頑張ります! (2015年8月12日 21時) (レス) id: b16ea18b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年8月12日 20時