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元暗殺者が、154人 ページ11

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#夢主SIDE



「ちょいちょい、Aサン。お話は終わったかい?」



『莉桜っ!?』



後ろには金髪で同じみの莉桜が立っていた。



『今来たの?』


中 「うん。ふらーっとしよーっと思って。そんで、此処を通りかかったらAが見えたからさ。」


『へー。』


莉桜が二人席に座り、僕もそっちに移動する。



中 「仲直りしたのってマジなんだ。」


『マジだよ、マジ。』


中 「じゃあ、婚約者が浅野って話もマジ?」


『マジだよ、マ…ジ?なんでその情報知ってんの?』


中 「風の噂でね〜、聞いたのさ。」


カルマだな。絶対カルマ。


渚はそんな悪いことしないって信じてる。




中 「んで、大物タラシのAサン。好きな人とか、いないの?」


『え〜、秘密。てか、大物タラシってなんだし。』


中 「え〜、浅野にカルマ。柳沢とか…。」


『何の話!?』


中 「Aが落とした人の名前。」


『落としたって?』


中 「まったく。この鈍感ちゃんは。」


どういう意味だし。




中 「それより、これどういう意味?」


莉桜がそういって見せてきたのは、一枚のはがきの写真だ。


そこには、くだらない建前と日にち、その他諸々が書かれていた。



日にちは、8月31日。


場所は…うち!?



『どういうこと?』


中 「こっちが聞きたいわ。…まぁ、色々わかったら教えて。」


『はいはーい。』



雀 「Aちゃーん!帰るよー!」



『あ、はーい。…じゃあね、莉桜。』




お父さんに聞いてみるか。


『お待たせしました。心愛先輩言ったんですか?』


滑 「それがね、思ったより頑固であとでじっくりと吐いてもらうことにした。今日はまだまだあるからね。」



うっわ、恐ろしい。

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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年5月21日 19時

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