【HQ×暗殺教室】 元 暗 殺 者 ３

元暗殺者が、１２２人 ページ28

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＃夢主SIDE


『お2人とも、息ピッタリですね。しかも、頭の回転早いですね。まぁ、正解です。僕の好きな人は及川さんですよ。』



松川さんと花巻先輩怖いわ。


渡辺 「正解ですよ。/////」


『あ、この話は秘密でお願いします。それと…、少しばかり協力してほしいです。』


花 「協力？」



『そうです。協力です。…でも、今日は別にいいんですけど、いつか協力してほしいなぁって。』


松 「及川を好きになったきっかけを教えてくれたら協力してあげる。そこら辺のミーハーと同じかもしれないし。」



まぁ、そうだよね。バレーが最優先。

マネージャーは、支えるためにいるものだし。


『まぁ、いいですよ。秘密にしてくれるなら。』


松 「交渉成立だね。じゃあなんで？」


『僕の番が終わったら次は心愛先輩ですからね！！』


花 「そうだぞー。じゃないと、協力してあげられられない約束、Aだけじゃないからな。」


渡辺 「わかりましたよ！！」



思い出したくない記憶を呼び起こして話さないといけない苦痛ね。


『あんまり思い出したくないんですけど、鷹岡騒動あったじゃないですか。それで僕、何日か気を失ってたじゃないですか。』


松 「あぁ、及川が部屋に戻ってこなかった次の日に登場したやつ。」


『そうです。部屋に戻らなかったのは、僕が及川さんを引き留めたんです。なんか、寂しくて、心の拠り所がほしくて、引き留めてしまって。』


花 「確か、岩泉が全貌を知ってる気がする。俺等は詳しく聞いてないけど。」


『あの時はほんとにどうかしてて、一緒に寝てくださいって言っちゃって…。それで、成り行きで一緒に寝ることになって。
実は僕、あの時結構寂しかったらしくて、及川さんのおかげで安眠できたらしくて。

それで、朝になって食堂に行くのにすっごい緊張してたんですよ。
そしたら、及川さんが、大丈夫って言ってくれて。意外とそれで緊張がほぐれて。

それ以外でも、けっこう気を使ってくれたりして、体調大丈夫？とか、寂しくない？とか。

それで、あの好きな人騒ぎです。』


松 「あー…、意外といいやつだもんな。」


『でも、バレー部に勧誘されたときはただのちゃらちゃらした人って印象でした。しかも、半分脅迫みたいな形で。無理やり入部させられましたし。』



花 「あの時そんなことがあったんだ。」

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