第6話 ページ7
段に上ると顔のいい忍たまの顔がよく見える
下級生の子達からはキラキラとした視線が
上級生の人達からは何でお面をしてるんだろうと言わんばかりの視線が当てられる
『…本日(不本意にも)忍たま5年生に編入することになりました元くのたま5年の後藤Aです。訳あってお面を付けていますが慣れたら外す(かもしれない)のでお気になさらないで下さい。人見知りなんですけど仲良くしてただけると幸いです。』
ノンブレスで言い切ってやった。人見知りのチキンにしては、頑張った方では無いだろうかっ…!
…沈黙が辛い。え、私なんか不味い事言ったかな
だとしたら頭擦り付けて謝らなきゃ
私が沈黙に耐えきれず再び脳内会議を行っていると、大きな拍手が鳴り響いた。びっくり。
そして恐らく下級生の「よろしくお願いします!」「わぁ!新しい先輩だ!」という声も聞こえてきた。
え、何この子達めっちゃいい子じゃん。好き。(ちょろい)
そして段を降りると学園長先生が朝礼を終了させた。
朝礼が終わると山本シナ先生がこちらに向かってきて、早速今日から授業だと言われ、腕を引かれた。
腕をひかれた先には私と同じ色の制服を着る5年生の集団が…ん?5年生?!?
「5年生みんな、この子さっきも言った通りこちらで授業受けるの初めてだから色々教えてあげてね?」
『シ、シナ先生?!?』
「はい!分かりました!」
「うふふ、お願いね!Aちゃん、頑張ってね!」
そう言ってシナ先生は華麗に去っていった。
去り際まで美しいなんて!流石!
「ええっと、後藤Aちゃん…だっけ?」
個性的な髪型の人に話しかけられる
べらぼうに顔がいい。
『はっ、はい…』
「あはは!そんな緊張しないで!俺は尾浜勘右衛門!学級委員長委員会に所属してるんだ。勘ちゃんとでも呼んでね!」
『あはは…よろしくお願いします…』
コミュ力高…笑顔が暖かい太陽のようで心がポカポカしそうだ…ただあだ名呼びはもう少し待って下さい…ハードルが高い…!
「俺は久々知兵助!火薬委員長代理で、豆腐が大好きなんだ!後藤さんは豆腐好き?」
まつ毛の長い綺麗な顔した人に話しかけられた
と、豆腐か……
『よろしくお願いします。(普通に)豆腐は好きですよ。』
「え!ほんとに!!是非今度ご馳走するよ!よろしくね!Aさん!」
いつの間にか名前呼びに昇格してる
すげぇや豆腐美人
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りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです!!主さん無理しすぎないでください!更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ - 面白いです!続き絶対書いてください!待ってまーす! (4月17日 18時) (レス) @page43 id: d097159026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るるる | 作成日時:2020年2月12日 21時