第14話 ページ15
…何だこの状況
5年生にはニコニコと微笑まれ(1人除く)
6年生には頭を撫でられ勝負を挑まれ心配され
ギャラリーはわいわいと盛り上がってる
あれ、もしかしなくても…
『(私、めちゃくちゃ目立ってしまっている…)』
どどどどどうしよう…山本シナ先生に"任務"って言われたら体が勝手に…
し、しかもあのぼうくn…七松先輩に勝ってしまったあばばばばば
『なっ七松先輩すみませんッッッ!お怪我は有りませんか?!(怪我させたら切腹しなきゃッ)』
「これくらい大したことない!細かいことは気にするなぁ!」
あわわわわ…私が命懸けで仕掛けた技を"これくらい"で済ませちゃうなんて、流石だ…
「あっ!そうだ!Aちゃん!医務室に行くよ!念の為、小平太もね!…保健委員のみんな!集合!!!」
善法寺先輩が大声でそう叫ぶと
保健委員らしき子達が集まってきた
「2人を医務室に連れていくから準備を頼むよ!」
保健委員「はい!」
「それじゃ、2人とも行くよ!」
そのまま善法寺先輩に腕を引かれながら医務室へ向かうこととなった(あっ、ちゃんと怪我してない方の腕だよ)
___医務室
「全く!無茶しないでって言ったのに!Aちゃんは女の子なんだから…」
『は、はい…』
あの後医務室で腕の様子を見られたが、先程よりも赤くなっており、善法寺先輩からポコスカと怒られながら軟膏を塗られた。因みに七松先輩は別部屋でものすごく叱られてた(震え声)
どんな感じだったかって?
…察して貰えるとありがたい。
今は伊作先輩がぽこすか怒っておられるのをBGMに名も知らぬ2年生の子に包帯まきまきされてます。
『…』
「…」
やばい。会話がない……。
私の方が先輩だし、私から話しかけるべきなのだろうか…
うう、コミュ障の血が騒ぎやがる…
「あの…」
『はっ、はい!』
うあああやっちゃった…
急に話しかけられてびっくりしてしまったのがバレてしまうようなリアクションをとってしまったァ…
「……さっきの試合、かっこよかったです。」
『へっ?!あ、ありがとう…(あれは本当まぐれみたいなものだからあばば)』
「僕、川西左近って言います!あの!今度、戦い方…教えて下さいませんか……?」
誰がこんなにも可愛い後輩の頼みを断れるだろうか…
『ウッ(野太い声)…う、うん』
「(やった!)」
いや、誰も断れないだろう(反語)
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りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです!!主さん無理しすぎないでください!更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ - 面白いです!続き絶対書いてください!待ってまーす! (2023年4月17日 18時) (レス) @page43 id: d097159026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るるる | 作成日時:2020年2月12日 21時