第1話 ページ2
『あ〜平和な日常最高〜…』
午前中の授業が終わり今まで固まっていた筋肉を解すように伸びをする。
周りの生徒の「食堂行こうよ〜」「町に行かない?」という声が…
…聞こえたら良かったのになぁ!!!
悲しいかな。そこまで広くもない教室の隅っこで声を出しながら伸びをしても誰もつっこんでくれない。
何でって?1人だからだよ!!
くのたまは進級するにつれて残る人も少なくなってくるもので、去年の冬には私と友達しか残っていなかった。その唯一の心の支えであった友達もとうとう5年生に進級すると共に卒業してしまった。ガッデム!!!!
平和なのは良いけど寂しいなぁ!!
女の子の声が聞きたいなぁぁぁ!!
誰も答えてくれない寂しさにはなかなか慣れないもので今も1人で会話(?)してないと辛くて夕日に向かって叫びそうになる。(ちょっと盛った)
そんな脳内会議をしているとふいに教室の扉が開かれ、美しい声に「Aちゃん」と呼ばれた
『山本シナ先生!どうかなされましたか?(うへへ若い方の山本シナ先生だ!別嬪さんだなぁ…)』
「学園長先生が呼ばれていたわ。なるべく早く来て欲しいそうよ。」
『はい!わかりました!わざわざありがとうございます!』
そう言うとシナ先生はふわりと笑って教室から退出なされた。
シナ先生今日もお綺麗!いい女!
何て事を本人に言える訳もなく(チキン)私はそそくさと勉強道具を仕舞い学園長先生の庵に急いだ
『(しかし…学園長先生が私に何の用があるのだろう…?ま、お使いとかお使いとかお使いとかかな?うーん…気にしなくていいか…)』
この後私は『(あぁ、フラグって本当にあるんだな…)』と思い知らされることとなる
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りょう - 落ち着いてきたら((訂正 すみません間違えました💦 (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
りょう - 神すぎる話 主さんや無理しすぎないでね。ずっと待ってるんで落ち着いてたらあげてください (1月6日 22時) (レス) @page43 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - すごく面白かったです!!主さん無理しすぎないでください!更新待ってます。 (11月11日 7時) (レス) @page43 id: a2419645fa (このIDを非表示/違反報告)
aoi - 面白くて一気に読んじゃいました。更新待ってます。 (8月11日 10時) (レス) @page43 id: 47632c8fd2 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ - 面白いです!続き絶対書いてください!待ってまーす! (2023年4月17日 18時) (レス) @page43 id: d097159026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るるる | 作成日時:2020年2月12日 21時