私は悪役令嬢になる。

6歳の誕生日 ページ8

[おめでとう、アリス。]
パパさんは頭を撫でながら、片手にプレゼントを持っていた。
箱を開けると、クレジットカードが！！
この色は、ゴールドカードだ！！！
あのセレブ達愛用の奴や。
パパさん、何にを考えているんだ。
[毎日100万が限度だから、高いものを買うときは気をつけてね。いくらでも使っていいんだよ。アリスが作ったパンや食べ物は、王都の人気名物になっているんだ。そのおかげで、領地は賑やかになるから、いいんだよ。私のプリンセス]
手の甲にキスをされた。
お巡りさんさーんこっちです。
なんて言えるほどだ。
大丈夫なのか、家の父は?
とにかく、カードは使わないようにしよう。
使うものないし。
でも優しさが嬉しかった。
　すると、執事達もプレゼントを持っている。
[お嬢様、細やかですが、私たちのプレゼントです。]
執事長がプレゼントを渡してくれた。
中を見ると、可愛らしいドレスがあった。
[パパも執事さんたちもありがとう！！！一生大切にするね。]
照れ臭いが、涙まで出そうだ。
　それに、兄さんや母さん、弟までもが私にプレゼントしてくれた。
兄達は剣や杖、母さんはネックレス、弟が食器を作ってくれたのだった。
涙で顔が見えない。
誰か、柔らかティッシュをくれ〜
この日が転生してから忘れられない日となった。

魔法使えねーだろ！！！→←肉はチキンでしょ!

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