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A「どっち先食べる?」


「卵」


A「ん」


自分で食べようとしたんだけど

Aによって手は止められAが食べさせてくれた


「自分で食べれるよ?もぐっ」


A「いいの、俺がこうしたいから」


「んん」



その優しい顔、本当…




その日はずっとくっついてて

夜までAは僕を介護してくれた




だからって




「体まで洗わなくていいのに…」


A「ん?なんで
ジナが気絶した時は大体俺がやってるじゃん」


「それとこれとは違うじゃんか」


A「いいじゃん」


「もう…」


Aはぷくっと頬をふくらませる


そんな顔出来るの初めて知ったよ僕

可愛いからなんでもいいや



お風呂から出て髪の毛を乾かして

Aとベッドに沈む



A「俺、ジナの役に立ちたかったんだ」


「ん?」


僕を抱きしめて腕枕をしてくれるAがふと呟いた



A「だってジナ社会人で、忙しそうで
学生の俺とは別の世界にいるから」



Aがそんなこと思ってたなんて知らなかった



A「少しだけ不安だった」


おでこをコツンと付けて上目遣いで言うA


きゅーんとする心臓を抑える



「僕、Aなしじゃ生きてけないよ?」


A「え?」


「いつも家に帰ったらAがいて、ご飯があって
お風呂が湧いてて、Aと話せて触れられるんだもん」


A「…」


「僕の生活の中には仕事よりもAとの事の方が多いんだから」


A「ふふ、ありがとう」



僕の肩にぐりぐりと顔をつけるA


Aが甘えることなんてほぼ無いから

そんな所を見れてるのも嬉しい




これからも色々なAを知りたい


知っていけるのが嬉しい




「ずっと一緒にいようね」


A「うん」



その日は僕がAを包むように眠った







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BINA(プロフ) - ムルーアさん» 嬉しいです〜(*^^*)一気見ありがとうございました泣! (2023年3月28日 23時) (レス) id: f6bd38b9cb (このIDを非表示/違反報告)
ムルーア(プロフ) - 今晩は✨一気に最後までよんじゃいました💜家族の形やらみんなの幸せがこっちまで届きました💕素敵な作品ありがとうございます🥰 (2023年3月28日 21時) (レス) id: e97b81299d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:BINA | 作成日時:2022年7月3日 19時

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