あんなのタイプでもなんでもない【JN】

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YG｢それで？落ち込んでるんすか
あのモテ男が？｣


｢悪いか…｣


YG｢いやぁ、にしてもあのジニヒョンがAに惚れるとは｣


ユンギヤは楽しそうにかっかっと笑っている



｢笑い事じゃない｣


ユンギヤといつも落ち合う、人がいない教室の机にうなだれる



YG｢まぁ、あいつ恋とか知らねぇってやつだから｣


｢恋とか知らない人が、恋して、しかも男なんてレアリティ高すぎでしょ｣


YG｢まあね笑｣


｢はぁ、なんで好きになったんだろ
未だに訳が分からない｣


YG｢変な雰囲気持ってますからね｣


｢あの後輩くんの雰囲気が柔らかくて
僕にはない雰囲気だなって思ったんだ｣


YG｢？｣


ユンギヤはぽかんとしている



その雰囲気の中にユンギヤも違和感なく入れているのに気づいていないらしい


YG｢ま、取り敢えず一緒に出かけたらどうすか？｣


｢え？｣


YG｢あいつ、インドアですけどね｣


｢じゃあダメじゃん｣



てかそんな仲じゃないし…



YG｢ふはっ｣


｢なんだよ｣


YG｢男も女も手玉に取れるあのヒョンが恋愛で悩んでるの面白すぎる笑｣


｢やー！｣












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