安心出来る場所【ALL】4【短編集】

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JM「はい、あーん」


「あー」



俺はそれから


大人しくみんなに世話されることにした




なんか一生懸命甲斐甲斐しく世話するもんだから


みんなが可愛くて



これもこれでありだなって思った





JM「美味しいですか？」


「うん、めちゃくちゃ美味しい」


JM「んふふ」



なんか嬉しそうだし可愛いな


少し恥ずかしいけど




それから風呂に入ろうと下着とか用意してたら


中にノックして入ってきたユンギヤ




YG「頭洗いますよ」


「え、いいよそれくらい自分で」


YG「その手じゃ無理でしょ」


「ん？あぁ、まぁそうだけど」



なんか子供に戻った気分だ



風呂に入ってユンギヤに頭をわしゃわしゃされる




「気持ちい」


YG「なら良かったです」


「体も洗ってくれんの？」


YG「そ、それは流石に」



鏡で見たユンギヤは顔が赤くて


それを見て笑っていると



容赦なく水を頭からかけられた




ユンギヤにお礼をしたあと

出ていったユンギヤを見送り


体を洗って外に出て


体を拭いて下を履いた時




ノックされ、脱衣所のドアが開いた




HS「ヒョン、髪…わ！ごめんなさい！！」



慌てて顔を抑えるホソガに

ハテナが浮かぶ



「別に男同士だし、そんな反応しなくても笑」


HS「好きな人の体だし！ヒョン筋肉凄いし！」


「何それ可愛い」



顔を抑えるホソガに近づき

腰を引いて密着すると


それはそれはテンパるから面白くて


ぷしゅぅ、って力の抜けるホソガに

ごめんごめんって謝ってドライヤーを渡した




出ていったホソガに笑いながら


着替えて外に出る




ソファにいるホソガに手招きされて

ソファの下に座ると


暖かい温風を当てられて




凄く気持ちがいい




「ん〜」


HS「ヒョン気持ちよさそう笑」


「なんか落ち着く」


HS「ヒョンが気づかないうちに
気を張ってたりしてたんですよ
ヒョンは働きすぎ！」


「お前らもそうじゃん」


HS「僕ら似たもの同士なんですかね」


「それは嬉しいね」



ドライヤーを持つ手を握って

ホソクの方を振り返る




HS「ヒョン？」



キョトンとするホソガに

腰を上げてキスをした




HS「んっ、ん……」




首に回った腕に更に唇を押し付けて

次の息継ぎまでずっと続いたそれは


ちゅっと離れ


ホソガがまた力が抜けて


寝てしまうまで抱き合っていた





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