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その日から朝早く登校するようになった
朝練をして汗を流して、ジミナのことを忘れようと頑張ってた
頑張ってたのに
母｢あんた〜、ジミンくんのオンマから電話よ〜？｣
｢え？｣
母｢何かわからないけど、出なさい？｣
｢うん｣
下の階から呼ばれた私は、電話を取りに下へ行く
｢はい？おばさん？｣
ジミン母｢Aちゃん…｣
｢おばさん？｣
いつも明るくて優しいおばさんの声がとてもか細くてどこか暗い
ジミン母｢ジミナのこと、知らない？｣
｢知らない…って言うのは？｣
ジミン母｢最近帰りが遅いのよ…
ご飯も食べずに寝ちゃって…｣
｢え…？｣
ジミン母｢何があったか知らない？｣
｢…うん｣
ジミン母｢そう…｣
｢ジミナは今どこに？｣
ジミン母｢部屋の中に閉じこもって出てこないわ｣
｢そっか…｣
ジミン母｢お願い、助けになってあげて｣
｢…うん、分かった…｣
ジミン母｢ごめんね、頼んじゃって｣
｢いやそんな…｣
ジミン母｢ふふ、じゃあね｣
｢うん｣
電話を切って部屋に戻った
.
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作者名：ビナ
| 作成日時：2021年10月5日 3時
